【投稿画像集 3】6月8日 金星の日面通過

【2004年6月9日 アストロアーツ】


(福村敏氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (福村敏氏撮影の金星の日面通過の写真 2) (福村敏氏撮影の金星の日面通過の写真 3) (福村敏氏撮影の金星の日面通過の写真 4)

撮影者:
福村 敏
撮影時刻:
14時28分、29分、30分、16時57分、露出 1/320秒〜1/800秒(絞り優先オート F8)
撮影地:
神奈川県横浜市港南区
撮影機材等:
ボーグ 76EDL、マスヤマ 15mm、オリンパス C-5050、タカハシ NJPにて追尾、反射板投影像を手持ち撮影
撮影者コメント:

厚い雲のため、第1接触は見られなかったが14時26分頃から少しずつ見え始めた。始め撮影するつもりはなかったので、急遽反射板を組み立てて眼視と切替ながら、デジカメで撮った。なんとか撮影できたがファインダーと鏡筒の隙間にカメラを構えたためか、少々ブレてしまったのが残念だった。

このあとも、15時15分頃から5分ほどと、17時少し前にも見えた。この時雲の雰囲気から最後の観察になりそうだったので、家内と共に眼視でしっかりと見ました。


(池田富士夫氏撮影の金星の日面通過の動画)

(形式:)
wmv形式の動画、15秒
撮影者:
池田 富士夫
撮影時刻:
14時43分、露出 オート
撮影地:
神奈川県横浜市
撮影機材等:
ペンタックス 75EDHF(5cmに絞る)、LV 12mm、カシオ QV-8000SX、富士写真フイルム D4フィルタ + 熱線吸収フィルタ?、コリメート撮影
撮影者コメント:

全国的に曇りまたは雨の予想で心配していましたが雲間から何とか撮影できました。雲があるほうが臨場感があっていいかも?それにしても黒点が少ないですね、ムービーの後半ではレンズのごみが写っています(黒点ではありません)。


(佐野康男氏撮影の金星の日面通過の組写真) (佐野康男氏撮影の金星の日面通過の写真)

撮影者:
佐野 康男(名寄市立木原天文台
撮影時刻:
(1枚目)14時11分20秒〜19分54秒(詳細は画像中に記載)
(2枚目)15時13分
撮影地:
北海道名寄市 市立木原天文台
撮影機材等:
(1枚目)屈折望遠鏡(D=6cm)、ビットラン BJ-41L、Iフィルタ
(2枚目)屈折望遠鏡(D=6cm)、ビットラン BJ-42L、Uフィルタ

(瀧本郁夫氏撮影の金星の日面通過の組写真)

撮影者:
瀧本 郁夫
撮影時刻:
14時39分20秒〜18時55分13秒(詳細は画像中に記載)
撮影地:
鳥取県米子市
撮影機材等:
タカハシ FC-100 + ×2テレコンバータ、キヤノン EOS Kiss Digital(ISO 100)
撮影者コメント:

早朝、外は雨模様であり、回復の見込みはない。晴れの予想が出ているのが、関東南部と北海道である。ここに居ては観測できないだろうと判断し、気象衛星の画像と天気図を見て、山陰地方を選んだ。

通過の前半(第1接触、第2接触)は見えなかった。梅雨の中で、見えただけ良かったのかもしれない。次回を期待したい。

1970年の水星の日面通過を見た時から、楽しみにしていました。


(高田裕行氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (高田裕行氏撮影の金星の日面通過の写真 2)

撮影者:
高田 裕行
撮影時刻:
16時4分、11分
撮影地:
千葉県千葉市
撮影機材等:
キヤノン EFズーム 200mm、キヤノン EOS Kiss Digital
撮影者コメント:

雲フィルター使用です。


(岡山県作陽高等学校天文部撮影の金星の日面通過の組写真) (岡山県作陽高等学校天文部撮影の金星の日面通過の動画)

(形式:)
(2枚目)mov形式の動画、58秒
撮影者:
岡山県作陽高等学校天文部
撮影時刻:
18時16分〜19時3分
撮影地:
岡山県津山市八出
撮影機材等:
アストロ光学製望遠鏡(D=7.6cm fl=1200mm)、25mmぐらいのアイピース、投影像をサンヨー DSC-MZ3の動画撮影モード(320×240、FINE、15コマ/秒、MF10cm、オートホワイトバランス)で撮影
撮影者コメント:

朝からの雨で完全にあきらめていたのですが、18時すぎに戸締まり確認に教室に出向いたところ、雲間の太陽を発見。大慌てで人を集め緊急観望会。建物の陰に太陽が入る頃には裸眼でも充分確認できたようで、動画には見えた見えた、とコーフン気味の生徒の声が入っています。


(甲斐雅一氏撮影の金星の日面通過の写真)

撮影者:
甲斐 雅一
撮影時刻:
15時25分、露出 1/500秒
撮影地:
富士山五合目(山梨側)
撮影機材等:
タカハシ FC-65(5cmに絞る)、富士写真フイルム FinePix S2 Pro、ND8フィルタ
撮影者コメント:

快晴の空を求めて富士山五合目まで遠征しました。しかし、富士山南側から雲が押し寄せ、決して良い条件下で撮影ではありませんでした。とりあえず速報です。


(金井憲一氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (金井憲一氏撮影の金星の日面通過の写真 2)

撮影者:
金井 憲一(星を観る会
撮影時刻:
(1枚目)14時23分、露出 1/4秒
(2枚目)16時49分、露出 1/2000秒
撮影地:
神奈川県相模原市
撮影機材等:
ボーグ 50ED、ビクセン LV 9mm、ニコン COOLPIX5000、筒先にND4.0フィルタを装着、ビクセン GP-D赤道儀で追尾
撮影者コメント:

撮影に使用したフィルターで双眼鏡でも楽に見ることができました。金星は想像以上に大きく、また、あらためて太陽の大きさにも驚きました。


(kazdon氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (kazdon氏撮影の金星の日面通過の写真 2)

撮影者:
kazdon
撮影時刻:
(1枚目)15時29分、露出 1/60秒
(2枚目)16時11分、露出 1/125秒
撮影地:
東京都東大和市
撮影機材等:
タカハシ FC-50、ペンタックス K 25mm、オリンパス E-1(ISO 400)、ND400フィルタ
撮影者コメント:

午後2時から4時半まで、ただひたすら「雲」を見つめていました。その150分の中で太陽が雲を通して見えたのは、合計で1〜2分でしょうか。辛抱の甲斐がありました。しかし金星の大きいのには感動でした。昨年の水星とは段違いです。


(笠井潔氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (笠井潔氏撮影の金星の日面通過の写真 2) (笠井潔氏撮影の金星の日面通過の写真 3)

撮影者:
笠井 潔
撮影時刻:
(世界時)5時38分、8時20分、11時3分
撮影地:
スイス ムテンツ(バーゼル近郊)
撮影機材等:
ニュートン反射望遠鏡(D=10cm fl=600mm)、Or 12.5mm、キヤノン Ixus
撮影者コメント:

スイスでは現地の朝7時20分頃から太陽面通過が始まりました。素晴らしい快晴ではじめから終わりまで堪能する事ができました。

撮影方法は接眼レンズにデジカメを直接あてて撮るという少々原始的な方法で、写真の方向は上が南になります。


(松井大氏撮影の金星の日面通過の写真)

撮影者:
松井 大
撮影時刻:
16時13分、露出 1/125秒
撮影地:
静岡県三島市
撮影機材等:
ペンタックス 75SDHF、O 18mm、ペンタックス *ist D、D5フィルタ、ペンタックス MS3N
撮影者コメント:

富士山富士宮口五合目に行ったら雲の中だったので、あきらめた帰ったら晴れてました。


(浦辺守氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (浦辺守氏撮影の金星の日面通過の写真 2)

撮影者:
浦辺 守
撮影時刻:
(1枚目)14時52分、露出 1/15秒
(2枚目)15時4分、露出 1/30秒
撮影地:
千葉県鴨川市横渚
撮影機材等:
タカハシ FS-128(5.2cmに絞る)、LV 20mm、ニコン COOLPIX990、ND400フィルタ2枚
撮影者コメント:

朝から全体的に雲が多くて、たまに太陽が顔を出す天気でした。撮影の準備ができてから暫く待つと雲間から太陽が見え出し、太陽面にある金星の巨大さに驚きました。天気が目まぐるしく変わるので、ピント合わせもそこそこにしてとりあえず撮影したものです。およそ20分間程度しか撮影はできませんでした。


(江上勝典氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (江上勝典氏撮影の金星の日面通過の写真 2) (江上勝典氏撮影の金星の日面通過の写真 3)

撮影者:
江上 勝典(福岡県青少年科学館 天文ボランティア)
撮影時刻:
(1枚目)16時52分、露出 1/500秒
(2枚目)17時11分、露出 1/1000秒
(3枚目)18時38分、露出 1/250秒
撮影地:
福岡県八女市
撮影機材等:
ペンタックス 75ED、LV 25mm、ニコン COOLPIX995(ISO 100程度)、ND10000フィルタ
Photoshopにて画像処理
撮影者コメント:

朝は雨。100%あきらめていた今回の天文現象。16時半ごろから少しずつ天候回復。相変わらず雲は多かったのですが、その隙間からなんとか撮影できました。水星の時と違って、金星はやはり大きいですね。感動しました。


(大野博文氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (大野博文氏撮影の金星の日面通過の写真 2) (大野博文氏撮影の金星の日面通過の写真 3) (大野博文氏撮影の金星の日面通過の写真 4)

撮影者:
大野 博文
撮影時刻:
(1枚目)14時19分30秒、露出 1/119秒
(2枚目)14時29分0秒、露出 1/155秒
(3枚目)14時30分0秒、露出 1/169秒
(4枚目)14時34分0秒、露出 1/115秒
撮影地:
福岡県八女市
撮影機材等:
ボーグ 76ED、ペンタックス XL 21mm、ニコン COOLPIX995、ND400フィルタ2枚

(西村拓也氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (西村拓也氏撮影の金星の日面通過の写真 2) (西村拓也氏撮影の金星の日面通過の写真 3)

撮影者:
西村 拓也
撮影時刻:
(1枚目)16時13分59秒、露出 1/8000秒
(2枚目)16時20分54秒、露出 1/800秒
(3枚目)17時6分35秒、露出 オート
撮影地:
神奈川県横須賀市
撮影機材等:
(1枚目機材)タカハシ FC-50、ビクセン Or 12.5mm、ニコン D70(ISO 200)、ND400フィルタ、ビクセン ニューアトラクスにて追尾
(2枚目機材)ビクセン Or 4mm、その他は1枚目と同じ
(3枚目機材)ビクセン ED80S、ビクセン LV 20mm、ソニー DCR-PC110、ビクセン ニューアトラクスにて追尾
撮影者コメント:

晴れ間を求めて雨の新潟から出かけました。第一、第二接触は雲でダメでしたが、とにかく見ることができてよかったです。やはり金星はでっかく、肉眼でも確認できました。

3枚目ではビデオですが飛行機との2ショットが撮れました。


(秋元文雄氏撮影の金星の日面通過の写真 1) (秋元文雄氏撮影の金星の日面通過の写真 2)

撮影者:
秋元 文雄(ふくろう庵)
撮影時刻:
(1枚目)15時9分、露出 1/8秒
(2枚目)15時11分、露出 1/88秒
撮影地:
神奈川県横浜市戸塚区南舞岡
撮影機材等:
(1枚目)ビクセン ガイドスコープ(D=6cm fl=420mm)、HM 20mm、カシオ EXILIM S20、サングラス使用、手持ちコリメート撮影
(2枚目)オリンパス CAMEDIA C2100(光学10倍×デジタル2倍、計20倍ズーム)、ND400フィルタ2枚
撮影者コメント:

(1枚目)15時過ぎに薄雲から強烈な太陽の光が差した時に望遠鏡で観望すると同時にデジカメでコリメート撮影しました。

(2枚目)太陽が顔を出した短い時間を狙い、デジカメで撮影しました。ND400を2枚、レンズ前面にガムテープで固定して使用しました。手前に電線がかかってしまいました。


(Naomi H.氏撮影の金星の日面通過の写真)

撮影者:
Naomi H.
撮影時刻:
14時45分、露出 1/800秒
撮影地:
千葉県船橋市
撮影機材等:
キヤノン PowerShot A20、AUTO撮影
撮影者コメント:

『これが金星ね?』何層にも重なった雲の間から、数秒ほど顔を出した太陽と金星。その影が、投影板に微かに映し出されました。その間、たった2枚しか写せなかったうえに、AUTOで写したのにピンぼけ。真っ白のところではピントがあいにくいのかしら。

でも心の中には、今でもはっきりと金星が写っています。昨年の日面通過の水星に比べ、金星が大きなことに感動しました。