国立天文台公開講演会のお知らせ

【2003年11月27日 国立天文台・天文ニュース(686)

国立天文台は、以下のように公開講座を開催いたします。参加ご希望の方は、下記の申し込み要領を参照の上、お申し込みください。

国立天文台公開講演会実施概要
「ALMAプロジェクトの目指すもの 〜 電波で迫る宇宙の謎」

地球の裏側、アンデス山脈の標高5000mの高原に、日本と北アメリカとヨーロッパ諸国の協力のもとで巨大な電波望遠鏡が建設されようとしています。ALMA(アルマ)とよばれるこの望遠鏡は、最大14kmの範囲に80台のアンテナを配置して、これらを組み合わせて一つの巨大な電波望遠鏡として使い、ハッブル宇宙望遠鏡やすばる望遠鏡をもさらに10倍上回る「視力」を得ます。すばる望遠鏡が描き出す「光の宇宙」とALMAが電波でとらえる「闇の宇宙」、ALMAが完成する2011年にはいったいどのような新しい宇宙の姿が見えてくるのでしょうか。

主催:
文部科学省国立天文台
(財)日本科学技術振興財団
(財)天文学振興財団
対象:
特に制限はありませんが、講演内容は主に中学生以上を対象としたものです
日時:
2004年1月17日(土) 午後2時〜5時
会場:
科学技術館サイエンスホール(東京都千代田区北の丸公園 2-1)
http://www.jsf.or.jp/
交通:
地下鉄:東西線・竹橋駅 下車、徒歩 7分
地下鉄:半蔵門線/都営新宿線・九段下駅 下車、徒歩 7分
内容:
実演と講演:
「見えない宇宙を電波でさぐる 〜 アンデスの巨大電波望遠鏡ALMA 〜」(60分)
立松健一 助教授(国立天文台 電波天文学研究系)
ビデオ上映:
アンデスの高地に巨大電波望遠鏡を作る(20分)
講演:
「第二の太陽系の誕生を見る」(30分)
長谷川哲夫 教授(国立天文台 電波天文学研究系)
講演:
「130億光年の彼方に銀河の誕生を見る」(30分)
川辺良平 教授(国立天文台 電波天文学研究系)
申込方法:
往復はがきでお申し込みください
送信文面に住所・氏名・年齢・職業・電話番号、返信面に返信先の住所氏名をご記入の上、以下までお送りください(電話・FAX等ではお受けしておりません)
〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1
国立天文台・公開講演会 係
締切:
2003年12月25日(木)必着
定員:
400名、定員を超えた場合は抽選とさせていただきます
参加費:
無料
問合せ先:
国立天文台広報普及室
電話 0422-34-3688(平日 午前9時〜午後6時)
注意:
締切後、応募頂いた往復はがきの返信欄にて参加の可否をご連絡します
お電話等での参加の申し込み、および可否についてのお問合せにはお答え致し兼ねますのでご了承ください

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