コニカ、ミノルタ、新統合持株会社「コニカミノルタホールディングス株式会社」を発足

【2003年8月7日 コニカミノルタホールディングス株式会社

コニカ株式会社とミノルタ株式会社の経営統合により、8月5日に新統合持株会社「コニカミノルタホールディングス株式会社」が発足した。

今回の経営統合に伴う持株会社の発足は、コニカ株式会社およびミノルタ株式会社が有する強みを結集し、事業競争力および収益力を強化するとともに、企業価値の最大化を図り、業界において強固なポジションを確保することを大きな目的としている。さらに本年10月1日には、コニカミノルタホールディングス株式会社の下で、オプト事業、カメラ事業、フォトイメージング事業などのグループ全体の事業再編を行い、新しい企業グループを形成していく予定だ。

天文ファンとしては、ミノルタのスキャナ、双眼鏡、デジタルカメラ、プラネタリウム、そしてコニカのフィルムなどのブランドが今後どうなるのか気になるところだろう。現在リリースされている情報によれば、商号については、新統合持株会社・事業会社・共通機能会社すべてに、「コニカミノルタ」を冠していくとのこと。また、商品については、「コニカミノルタブランド」を基本に、フィルムは「コニカ」ブランド、カメラは「ミノルタ」ブランドにて、展開することが予定されている。詳細は、10月の事業会社設立時までには明らかになると思われる。

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