携帯電話で国際宇宙ステーションの位置を調べよう

【2003年7月28日 宇宙開発事業団

宇宙開発事業団の携帯電話サイト「モバイルNASDA」が25日にリニューアルされた。一番の目玉は、携帯電話で国際宇宙ステーションの位置を調べることができるコンテンツ「国際宇宙ステーションを見よう」だ。

(画面例)

携帯電話画面の例。通過位置が示されている(提供:宇宙開発事業団)

「国際宇宙ステーションを見よう」では、日本全国で国際宇宙ステーションが何時にどの方角に見えるかを教えてくれる「目視予想情報」と、国際宇宙ステーションの位置と軌道の情報を教えてくれる「位置情報」を提供している。使い方は簡単で、携帯電話からコンテンツにアクセスし観測地の位置を選択(または入力)するだけだ。見え始めと見え終わりの時刻などが表示されるので、この情報を参考に国際宇宙ステーションを探してみよう。

国際宇宙ステーションは上空約400kmのところにあり、これに太陽光が反射しているところを見ることになるので、目視観測できるのは日の出前あるいは日没後の2時間程度だということだ。明るさは-1.5等級〜0等級になると予想されている。

このほか、「モバイルNASDA」では携帯電話の待ち受け画像を約300枚へと拡充した。また、マルチキャリアに対応し、i-mode、J-SKY、EZwebいずれでもコンテンツを利用できるようになったということだ。ぜひアクセスしてみよう。

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