小惑星2002 NY40が8月19日ごろ地球に0.0036天文単位まで接近

【2002年7月23日 アストロアーツ】

2002 NY40という番号のついた小惑星が、地球に0.0036天文単位(およそ54万km)の距離まで接近することがわかった。最接近のころ(世界時 8月19日)には9等級まで明るくなり、天球上を1日で100度以上も移動する。

現在までに計算されている軌道要素は以下のとおり。観測期間が短いために数値は改良される可能性がある。(角度に関する要素はすべて2000.0年分点)

軌道長半径(a)2.0947848 AU
離心率(e)0.7145792
近日点引数(ω)267.14323°
昇交点黄経(Ω)147.46840°
軌道傾斜角(i)5.75157°
元期(Epoch)2002年5月6.0日
平均近点角(M)310.49293°

(小惑星の動きを示した星図)

地球に最接近する8月19日(世界時)ごろの小惑星の動き。1時間ごとの位置をプロットしている(時刻は世界時)

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