スーパーカミオカンデ再建に学生ボランティアを募集

【2002年4月24日 東京大学宇宙線研究所

昨年11月の作業中に光センサー数千本が破損するという大事故にあったニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」(岐阜県神岡町)の再建に向け、同施設が学生のボランティアを募集している。

(スーパーカミオカンデ内部の写真)

再建に向け動き出したスーパーカミオカンデ(提供:東京大学宇宙線研究所)

スーパーカミオカンデは、事故以来、その原因の調査と再発防止のための対策を重ねてきた。そして、破損をまぬがれた約5,000本のセンサーを使って今年10月からの研究再開を予定している。センサーを衝撃波ケースに入れたりセンサーにケーブルをつないだりする作業を実際に行ってもらうことで、学生たちに世界をリードする研究に参加してもらう狙いもありそうだ。

募集は国公立大、私大の理工学系学部生、大学院生。交通費や滞在費は支給される。詳しくはリンク先サイトを参照の上、直接お問い合わせのこと。

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