3月16日と21日に開催の講演会のお知らせ

【2002年3月1日 総合研究大学院大学天文ニュース (530)) / 国立天文台アルマ計画準備室(天文ニュース (531))】

3月中に開催される2つの講演会をお知らせする。ともに詳細については直接お問い合わせのこと。


16日、国際シンポジウム「レーザーでさぐる物質と宇宙の根源」

本国際シンポジウムは、現在著しい発展を始めた「超高強度場相互作用の科学」をテーマにとりあげ、物質と宇宙の根源的、普遍的な問いに解を与えてくれる新しい科学分野の創出に向け、従来の概念や観念にとらわれない創造的で、かつ総合的な視野に立った新しい科学の方向を展望することをめざして開催されます。シンポジウムでは、最新の研究成果にもとづき、「超高強度場相互作用の科学」の可能性について議論を深め、物質と宇宙の根源的な問いを探る新しい科学の創出をめざします。

日時:
2002年3月16日(土) 午後1時〜6時
場所:
渋谷 クロスタワーホール 2F
JR渋谷駅下車南口(文化会館)徒歩5分
講師:
小平桂一氏(総合研究大学院大学・学長)、菅原寛孝氏(高エネルギー加速器研究機構長・総研大教授)他
外国人講師の方も参加予定(同時通訳つき)。
応募方法:
住所・氏名・年齢・職業・電話番号・電子メール・アドレスを明記のうえ、以下まで。
入場料は無料です。
往復はがき:
総合研究大学院大学 学務課国際交流係
〒240-0193 神奈川県三浦郡葉山町湘南国際村
FAX:
0468-58-1541
E-mail:
kokusai@soken.ac.jp
問い合わせ先:
電話:0468-58-1519、E-mail:kokusai@soken.ac.jp
http://koryu.soken.ac.jp/~kkks/kokusai/2002/sympobosyu.htm

21日、宇宙はどこまで見えるか?アルマがひらく天文学?

アルマ(ALMA:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)計画は、北アメリカ、ヨーロッパ、そして日本の国際協力により、南米チリのアンデス高地に建設しようとしている巨大な電波望遠鏡です。その科学的性能や使い方を相談するアルマ科学諮問委員会のために来日される一流の科学者をお招きして、天文学の最前線と、アルマ計画、そしてアルマが私たちに見せてくれる宇宙の姿についてわかりやすくお話しいただく講演会(日本語通訳付)を開きます。春分の日の午後のひととき、宇宙の不思議に触れてみてはいかがでしょうか。

日時:
2002年3月21日(春分の日)午後1時開場、午後1時30分開始
場所:
日本科学未来館 みらいCANホール
対象:
特に制限しませんが、中学生以上の方が主な対象です
参加:
無料、先着順です。直接会場へお越しください(定員300名)
講師:
福井康雄博士(名古屋大学理学部教授)他
外国人講師の方も参加予定(同時通訳つき)。
主催:
国立天文台、日本科学未来館
問い合わせ:
国立天文台アルマ計画準備室(電話0422-34-3843 FAX 0422-34-3764)