小惑星による恒星食の予報(1月)

【2002 年 1 月 7 日 佐藤 勲 氏 ONM No. 607】

1 月の小惑星による恒星の掩蔽予報を掲げます。USNO(アメリカ海軍天文台)での観測に基づく改良予報です。

90 点以上の現象は好条件、100 点以上の現象は、高い割合で観測に成功しています。点数の高い現象ほど、改良予報のための位置観測や、現象の観測を優先的に行なって下さるようお願いします。1 mas=0".001です。◎, ○のついた現象は、新たな改良予報が出なくてもマークして下さるようお願いいたします。

  JST 小惑星直径継続減光 恒星名光度 赤経(J2000)赤緯 点数
hm 番号名前km hms°'
1111916 304Olga6864.2 TYC0114016839.6 053523+0113.9 89
1172912 93Minerva141101.6 TYC24570228110.9 073557+3332.7 89
1202434 1574Meyer5995.3 TYC55070140610.6 110636-1359.6 83
1212508 28Bellona121220.9 TYC08390089510.4 104133+0812.3 97
1312425 416Vaticana8671.7 TYC24480028611.6 064543+3642.1 80
  • 11 日のオルガは、静岡、愛知、岐阜、滋賀、京都、兵庫を中心に、関東、中部、近畿、中国地方が可能性圏内で、この地方に観測キャンペーンを張ります。
  • 17 日のミネルバは、北海道南部を中心に東北、北海道方面が可能性圏内です。
  • 20 日のメイエールは、全国が可能性圏内です。
  • 21 日のベローナは、北海道東部が可能性圏内です。
  • 31 日のバティカーナは、東北中部を中心に東日本方面が可能性圏内です。

さらなる改良予報が出た場合は、電子メールや電話、アストロアーツのホームページでも情報を流します。また、観測報告は、eGroupに参加登録の上(eGroupにログイン)、occultation@egroups.co.jpに投稿して下さい。(プロフィールを記入されませんと、参加登録されません。)

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