2機のシャトルが発射台に並ぶ

【2001年7月3日 SPACE.com (2001.07.02)

アメリカ、フロリダ州ケネディ宇宙センターでは現在、2機のスペースシャトルが発射台に並んでいる。2機のシャトルが発射台に並んだは、20年間のシャトルの歴史の中で16回目であり、ちょっと珍しい光景だ。

2機のシャトルは、アトランティス号とディスカバリー号。先に飛び立つのはアトランティス号 (STS-104/国際宇宙ステーション組み立てミッション7A) で、国際宇宙ステーション (ISS) にエアロックを取り付けることが主な任務。打ち上げ予定日は7月12日。

7月2日 (現地時間) に発射台に移送されたばかりのディスカバリー号 (STS-105/国際宇宙ステーション組み立てミッション7A.1) は、アトランティス号の帰還後の打ち上げとなる。ISSの第2次/第3次滞在クルーの交代、各種補給品の輸送が任務。打ち上げ予定日は現在のところ8月5日となっていいるが、NASAは3〜4日ほど延期となるかもしれないとしている。

なお、前回シャトルが2機並んだのは、1999年12月のこと。そのときは、ハッブル宇宙望遠鏡修理ミッションのディスカバリー号と地形測量ミッションのエンデバー号 (毛利宇宙飛行士が搭乗) が並んだ。

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