「第8回 衛星設計コンテスト」最終審査結果発表

【2000年10月27日 衛星設計コンテスト

10月22日(日)東京都立航空工業高等専門学校で開催された「第8回 衛星設計コンテスト 最終審査会」の結果、設計大賞1作品・アイデア大賞1作品他が決定した。

設計大賞は、東京工業大学・大学院理工学研究科の宇井恭一さんらのチームによる「JetGun Sat 突風 (Toppu)」。この衛星は、小型ドッキング機構、リール機構、ガスジェットガン、CCDカメラ回転機構を提案・開発し、それらの技術検証実験を行なうもの。

アイデア大賞は、東北大学・工学部の中西洋喜さんらのチームによる「The TAKO (Target Collaborativize) −Flyer」。この衛星は、故障衛星にソフトに抱きついてその姿勢を安定させ、ロボット衛星により回収が可能となるような機能を提供するもの。

日本機械学会などが主催する「衛星設計コンテスト」は宇宙工学の発展と宇宙開発の底辺の拡大に寄与することを目的として実施されており、今回は全国の理工系学生から19点の応募が寄せられた。

他の受賞作品など、詳細はリンク先を参照されたい。