2基のマゼラン望遠鏡のうち1基がファーストライト

【2000年9月27日 SPACEFLIGHT NOW / UNIVERSITY OF ARIZONA NEWS RELEASE (2000.9.27)

9月15日、南米チリ・ラスカンパナス天文台に建設中の2基のマゼラン6.5メートル望遠鏡のうちの1基がファーストライト(初観測)を迎えた。地球からおよそ2万光年の距離にあるNGC6809星団を観測し、良像を得ることに成功した。2001年2月からの科学観測開始を目指している。

マゼラン計画は、アメリカのカーネギー協会、アリゾナ大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学らの共同プロジェクトで、1993年に発足した。計画名は、地球を1周する航海に初めて成功したポルトガルの探検家、Ferdinand Magellan氏にちなんだもの。

※リンク先でNGC6809星団を撮影したファーストライト画像が見られる