STARDUST探査機、最初の惑星間ダストの収集を完了

【2000年5月9日 CNN.com (2000/5/1)

NASAのSTARDUST探査機は5月1日、今年2月22日から行なっていた最初の惑星間ダストの収集作業を完了した。同探査機は現在火星軌道の外側に位置している。

1999年2月に打ち上げられたSTARDUST探査機は、惑星間の宇宙空間に漂うダスト(チリなど)を収集し、地球に届けるように設計されたはじめての探査機。

今回収集されたダストには地球そして生命誕生の謎を解明するうえで重要となる重化学物質も含まれる。

STARDUST探査機は2002年には再び惑星間ダストの収集を行なう。さらに2004年にはWild-2彗星に接近、彗星ダストの収集を行う。そして2006年には地球に接近、サンプルの入ったカプセルを地球に送り届ける予定。

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