最遠の天体が発見された

【2000年2月21日 BBC (2000/2/18)

「くじら座」に新たに発見されたクェーサーが観測史上最遠の天体であることが確認された。このクェーサーは5.5という赤方偏移を持ち、これは130憶光年の距離にあることを意味する。 このクェーサーはカリフォルニア州のパロマー天文台のヘール5m望遠鏡およびアリゾナ州のキット・ピーク天文台のメイオール4m望遠鏡による長時間露出で発見され、最終的にはハワイのケック10m望遠鏡による観測で距離が特定された。