地球はその寿命のあと1割を残すのみ

【2000年2月21日 BBC (2000/2/17)

ペンシルバニア州大学の地質学者James Kasting教授は、明るさを増しつつある太陽光によって引き起こされる気温上昇から、地球の海はあと10億年ほどで干上がると見積もっている。 ただしそうなる前に、二酸化炭素の不足から植物が育たなくなり、食物連鎖が基盤から崩れ去る。したがって氏の推定が正しければ、地球に生命が存在し得るのはあと5億年程度かもしれない。