[日食情報]現地レポート第4弾フランス・ランスはわずかな晴れ間

【1999年8月11日 フランス ランス発 川村特派員】

日食当日になりました。
ランス・フランスでは、早朝から全天曇り空が続いていましたが、日が高くなるにしたがって、わずかに青空も見えるようになってきています。皆既日食の見られる可能性は、けして高くはありませんが、わずかな晴れ間に期待したいところです。

ランスを訪れているツアーでは、ランスのホテルとランスから40キロメートルほど離れたペルテスという街がふたつが観測地になっています。ツアー総勢43名中7名が移動のため早朝にペルテスに向けてバスで出発したが、特に渋滞もなく、まもなく現地入りした模様。

なお、昨夜、大熊特派員が出向いているオーストリアのツアー添乗員からの国際電話では、ザルツブルグも雲が多く、皆既日食が見られる確率は40パーセントくらいだろうという報告を受けています。

ところどころ明るい空

当日早朝のホテル。
くもに覆われた空だが、ところどころ薄くなっていて明るい。

レセプション

ホテルのレセプションにも日食のインフォメーションが貼り出されている。宿泊客も注意深く注目している。
なお、駐車場にはイギリスからの車が目立つ。かなりの数のイギリス人がフランス入りしているようだ。


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