東大木曽観測所が「ふるさと切手」に

【1999年4月13日 東京大学理学部天文学教育センター木曽観測所

長野県木曽郡三岳村の東京大学理学部木曽観測所(吉井譲所長)がこの4月で25周年を迎えることを記念して、郵政省では4月9日、同観測所などをデザインしたふるさと切手(80円切手)を発売した。この切手の名称は「東大木曽観測所と御嶽山」。信越郵政局管内の長野、新潟両県の各郵便局等で販売されているほか、全国の定例販売局でも入手可能だ。詳しくは郵政省のページを見てほしい。

東大木曽観測所は、1974(昭和49)年4月11日、東京大学天文台の5番目の観測所として開所され、105cmシュミット望遠鏡など充実した設備でこれまで日本の観測的天文学研究に多大なる貢献をもたらしてきた。切手のデザインは同観測所で撮影されたバラ星雲を背景に、観測所のシュミットドームとうっすら雪化粧した御嶽山を描いている。天文ファンならずとも欲しくなる、美しい逸品だ。

木曽観測所記念切手

木曽観測所のページには 切手の拡大画像等が掲載されているページもあるので、こちらもあわせてご覧いただきたい。