2010年6月26日 冥王星がいて座で衝

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.8で作成

6月26日、冥王星がいて座とへび座(尾)の境界付近、南斗六星の柄の先で衝となる。明るさは14.0等で、中口径以上の望遠鏡がないと見つからない。また、天の川の中で微光星が多く、どれが冥王星かわかりづらい。「冥王星を見つける」というよりも、「冥王星を想像し、太陽系の広がりを感じてみる」という楽しみ方はいかがだろうか。

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この解説は「アストロガイド星空年鑑2010」より抜粋しました。

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