1998

1月の

星空
新しい年のはじまりにふさわしく、夜空では冬の星座たちが華やかな舞姿を競っています。4日のりゅう座流星群極大、9日のアルデバラン食が今月のお勧めです。防寒具を用意して冬の星空を堪能しましょう。年初めは水星も見ごろです。
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今月の星空 バックナンバー

月齢カレンダー


トピックスTopics

1月4日早朝のりゅう座流星群 が今月のお勧めだ。この群は「しぶんぎ座流星群」とも呼ばれる。通常は1時間あたり40個ほどの出現が観測されるが、うまくいくと1時間あたり100個もの出現が見られる可能性がある。とくに今年は好条件なので、4日0時ころから明け方にかけて、ぜひとも観測したいところだ。冬の明け方の冷え込みは、想像以上に厳しいので、防寒対策は十分怠りなく。

今月の

天文現象

カレンダー

1月1日 惑星が西の空に集合

1月9日 アルデバラン食

1月21日 木星と火星が接近

1月27日 月、金星、水星の接近

1月29日 月、木星、火星の接近


南の空South

 南東の空の中天には、3つの1等星(おおいぬ座のシリウスとこいぬ座のプロキオン、それにオリオン座のベテルギウス)が作る「冬の大三角」があって目を引く。天頂付近に目を移すと、6〜7個の星が集まってぼんやりと輝くプレアデス星団が見つかる。「すばる」の名でおなじみの散開星団だ。

北の空North

 北の空には、北極星を探すための目印となるW字形のカシオペヤ座と、ひしゃくの形をした北斗七星がともに見えている。


惑星Planets

△6日に西方最大離角

×明け方の北東の空低い

△夕方の西空低い

×16日に内合

△明け方の東空低い

△夕方の西空低い

○夕方の南西の空に見える

△夕方の南西の空低い

今月の動き

へびつかい0.0

いて-0.4

やぎ -4.4

いて -4.4

やぎ1.2

みずがめ1.2

やぎ -2.1

みずがめ -2.0

位置と等級

◎3日に東矩、
夕方の南西の空に見える

×29日に合、見えない

×20日に合、見えない

×明け方の南東の空

今月の動き

うお0.5

やぎ5.9

いて8.0

やぎ8.0

へびつかい

13.8

位置と等級


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