1月1日 惑星が西の空に集合


元旦の西の空に惑星が集合する。夕方5時30分頃の西南西の空を眺めてみよう。月齢3の細い月を挟むように−4.4等の金星と−2.1等木星が見え、薄明の残る夕空で美しい光景となる。このとき、月のすぐ下には1.2等の火星もあるが、肉眼ではやや辛いかもしれない。双眼鏡で探してみよう。また、地平線近くには海王星が、火星と金星の間には天王星があるが、こちらは双眼鏡でも見えそうにない。さらに、南の空の中天には土星が鈍い光を放っているのも分かる。つまり、この日の夕空には水星と冥王星を除く6個の惑星と月が集結しているのだ。


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