Jyaxa、宇宙エレベーターガール候補を募集

【2009年4月1日(エイプリルフール) Jyaxa】

Jyaxa は1日、2020年に完成予定の宇宙エレベーターに搭乗して乗客の案内などを行う「宇宙エレベーターガール」の第一次候補者を募集すると発表した。


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宇宙エレベーターの完成想像図

Jyaxaが現在計画中の宇宙エレベーターは、赤道直下の太平洋上に建設される人工島と高度3万6000kmの静止衛星軌道上に造られるターミナルステーションとをケーブルで垂直に結ぶもので、このケーブル上を往復するエレベーターで人や資材を運搬する。これによって、従来のロケットやスペースシャトルを用いた方法に比べてはるかに低いコストで地球周回軌道に人や物を送り込むことができるようになる。第一期建設工事は2020年の完成を予定している。

今回募集される「宇宙エレベーターガール」は、この宇宙エレベーターに搭乗して乗客の案内や補助などの業務を行う乗員で、正式名称は「宇宙昇降士」となる見込み。募集要項などの詳細は未定だが、Jyaxaの選抜委員会では、宇宙昇降士候補者には語学力やコミュニケーション能力などの適性だけでなく、エレベーターのケーブルが切れるなどの不測の事態にも冷静に対処できる能力が必要になるとして、「バンジージャンプが得意な人」「スカイダイビングのインストラクター」「なにかと運が良い人」なども積極的に採用していきたいとしている。

この記事は2009年4月1日にエイプリルフール記事として公開したもので、内容はすべて捏造です。記事中の団体や技術は、実在のものとは一切関係ありません。