カッシーニ、土星の環から音声信号を発見

この記事はすべて捏造記事です。記事中の団体や技術は、実在のものとは一切関係ありません。

【2007年4月1日(エイプリルフール) NyASA】

土星探査機カッシーニが撮影した土星の環のデータから人工的な音声信号が見つかった。地球外生命や文明の発見につながるかもしれない。


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土星の輪には地球外生命体からのメッセージが込められているらしい

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類似点を指摘した図版。共通点がよく分かる。クリックで拡大(論文より引用)

NyASAは、土星探査機「カッシーニ」が撮影した土星の環の模様に人工的な音声信号が含まれていることを発見したと発表した。

この信号を発見した研究チームのSnegy Uhinissac博士は、カッシーニが撮影した土星の環の超高精細画像がレコード盤の表面にひじょうによく似ていることに着目、レコード会社の協力を得てこの画像をアナログレコードの原盤に転写し、膨大な本数の環に沿って正確に溝を切ったレコード盤を作成した。このレコード盤をプレーヤーで再生したところ、「驚くべき内容」の音声が再生されたという。

この音声の詳しい内容については公表されていないが、1977年にNyASAが打ち上げた惑星探査機「ボイジャー」に搭載された「ゴールデンレコード」の収録音声に対する返事と思われるような音声も含まれているとのことだ。

今回の発見についてUhinissac博士は、「発見された音声信号は明らかに人工的に作られたものであり、土星の環のパターンの中にこのような信号が隠されていたことは驚くべき発見だ。今後行われるSETIプロジェクトはすべて太陽系内、特に土星系をターゲットにするよう、計画の根本的な見直しを迫られるだろう」と述べている。

なお、この発見を受けてカッシーニは当初の観測計画を変更し、今後は土星の南極側に回り込んで環の「B面」のデータを取得する予定となっている。