28日、ペンシルロケット開発の地・杉並でJAXAタウンミーティング

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【2012年4月18日 杉並区立科学館

28日、日本の宇宙開発の原点ともいえるペンシルロケット開発の地・東京都杉並区でJAXAタウンミーティングが開催される。ロケット開発や太陽系探査についての意見交換や、ペンシルロケットについての番組投影を行う。


《「JAXAタウンミーティング in 杉並」参加者募集中!》

杉並区立科学館では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共催でタウンミーティングを開催し、地域の皆さんと宇宙航空研究開発の意義などについて意見交換を行います。このJAXAタウンミーティングに参加してくださる方を、現在募集中です。

今回は、次の2つのテーマについてJAXAの専門家の話題提供(解説トーク)とそれに続く意見交換を行う予定です。

  • 1. 日本のロケット
  • 2. 日本の太陽系探査・スペース天文学

イベント・スローガンは“未来への原点・ペンシルロケット〜生誕の地・杉並で宇宙科学を語ろう〜”です。日本の宇宙への挑戦の原点「ペンシルロケット」がかつて開発されていた杉並の地で、宇宙科学の未来を語り合いましょう。

じつは、杉並区は今から60年近く前に「ペンシルロケット」の開発が行われた、ロケットや宇宙科学とゆかりの深い地域です(その開発を受けて、有名なペンシルロケットの公開水平発射実験が、1955年4月に国分寺で行われました)。そのペンシルロケットの研究・開発を率いていたのが糸川英夫(いとかわひでお)博士です。小惑星探査機「はやぶさ」が表面物質を採取し持ち帰った小惑星イトカワの名の由来としてご存知の方も多いでしょう。今年2012年は、糸川博士の生誕100周年にあたる記念の年でもあり、ペンシルロケットの生誕地・杉並でJAXAタウンミーティングを実施することになりました。

※当日は、タウンミーティングのテーマに関連するプラネタリウム番組『杉並から宇宙へ〜ペンシルロケットの生誕地〜』を投影します。

■ 日時:
2012年4月28日(土) 13:00〜15:30(受付12:30〜)
■ 会場:
杉並区立科学館 1階講堂
■ 登壇者(話題提供者):
  • 遠藤 守(JAXA理事)
    日本の主力ロケットH-IIシリーズの運用・開発を統括し、2010年4月より現職
  • 阪本成一(JAXA教授)
    JAXA宇宙科学研究所(ISAS) 宇宙科学広報・普及主幹。専門は電波天文学と星間物理学
■ 内容(予定):
  • JAXA事業概要説明・タウンミーティングの概要説明
  • 話題提供(1) 遠藤 守「ロケットの今と夢」と意見交換
  • 話題提供(2) 阪本成一「宇宙に出てはじめて分かる地球のこと〜日本の太陽系探査・スペース天文学の挑戦〜」と意見交換
■ 参加対象:
高校生以上の方
■ 参加費:
無料
■ 定員:
150名(事前申込制)
■ 申込み方法:
杉並区立科学館あてに、必要事項を記入の上、Eメールまたは往復はがきでお申し込みください。詳細は下記ウェブサイトへ
■ ウェブサイト:
杉並区立科学館・イベント情報
■ 問い合わせ:
  • 参加・応募について
    杉並区立科学館 担当:岸(きし)、高橋(たかはし)
    TEL:03-3396-4391/FAX: 03-3396-4393
  • タウンミーティングの内容について
    JAXA広報部 担当:太田(おおた)、押野(おしの)
    TEL:050-3362-2954・3254/FAX:03-6266-6910