「きぼう」の船内保管室が米国に到着

【2007年3月14日 JAXA プレスリリースNASA News REleases

今年2月7日(水)に横浜港を出港した「きぼう」の船内保管室が、3月12日に米国航空宇宙局(NASA)ケネディ宇宙センターと隣接するカナベラル港に到着した。


「きぼう」の船内保管室の写真

「きぼう」の船内保管室の写真。クリックで拡大(提供:JAXA、以下同様)

「きぼう」日本実験棟のイラスト

「きぼう」日本実験棟のイラスト(上部に取り付けられた短い円筒形のモジュールが「船内保管室」)。クリックで拡大

日本の実験棟「きぼう」の打ち上げは、3回に分けて行われる。船内保管室は、その第1便目のスペースシャトル(STS-123)に搭載され、今年の末に国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう。そのスペースシャトル(STS-123)には、土井隆雄さんの搭乗が決定している。残る「船内実験室」と「ロボットアーム」の打ち上げは、2008年に行われる。その後、2008年夏(予定)からISSに長期滞在する予定の若田光一さんは、「きぼう」で実験などを行う予定である。

なお、カナベラル港に到着した船内保管室は、今後ケネディ宇宙センターの宇宙ステーション整備施設(SSPF)に運ばれ、打ち上げに向けた準備作業に入る。