【投稿画像集】2006年 中秋の名月

【2006年10月11日 アストロアーツ】 10月13日更新

今年の中秋の名月は、満月1日前のほんのわずかに欠けた月となった。十六夜の月の画像などを含め、「中秋の名月」を撮影した画像をお送りいただいたので紹介しよう。


(nagame1氏撮影の月の写真 1) (nagame1氏撮影の月の写真 2) (nagame1氏撮影の月の写真 3) (nagame1氏撮影の月の写真 4) (nagame1氏撮影の月の写真 5)

タイトル:
(1枚目)「中秋の名月」
(2枚目)「仲秋の満月」
(3枚目)「立待月」
(4枚目)「居待月」
(5枚目)「月齢 19.1」
撮影者:
nagame1
撮影日時:
(1枚目)2006年10月6日 22時41分12秒、露出 1/1000秒
(2枚目)2006年10月7日 20時56分57秒、露出 1/1000秒
(3枚目)2006年10月8日 22時00分25秒、露出 1/800秒
(4枚目)2006年10月9日 23時2分3秒、露出 1/800秒
(5枚目)2006年10月12日 00時3分28秒、露出 1/250秒
撮影地:
香川県仲多度郡多度津町(自宅庭)
撮影機材等:
屈折望遠鏡(D=15cm F7)、直焦点撮影、キヤノン EOS Kiss Digital N(ISO 400、記録画質:RAW)、赤道儀自動追尾
ステライメージ Ver.5にて、切り抜き、ソフトビニング 2×2
コメント:

(1枚目)十五夜(陰暦8月15日)である。がまだ、完全な満月ではない…。時間を待って雲の合間からやっと撮せた。猛烈に明るい。さすが、名月。

(2枚目)十六夜(いざよい)ではあるが、満月である。しかし、昼12 時頃がちょうど満月(時)だったのだろうか、すでに昨日と反対の側が欠けてきている。

(3枚目)陰暦十七日の月である。3 日続きの月の様子で、欠けぎわの変化が面白い。

(4枚目)陰暦十八日の月である。4 日続きの月の様子で、欠け具合の変化がまた興味深い。メシエが尾(光状)を引いているのが面白い!

(5枚目)陰暦十九日の月:寝待月は、曇ってしまい撮せなかったので1日とんだ。この11日も夕方から曇っていて、やっと12日に(日が)変わる深夜になって、雲が薄いところを狙ってやっと撮した。この月齢くらいが、よく(たくさん)クレーターがわかるので好きだ。5枚並べても雲などの影響のため、機材や処理は同じにしたが、同じような表現にはなっていないと思う。


(ピッコロ氏撮影の月の写真)

タイトル:
「中秋の名月」
撮影者:
ピッコロ
撮影日時:
2006年10月6日 23時53分、露出 1/500秒
撮影地:
徳島市
撮影機材等:
ボーグ 60ED、ニコン COOLPIX990
シャープマスク&レベル補正
コメント:

激しく流れゆく雲の間をねらっての撮影でした。


(やまちゃん氏撮影の月の写真 1) (やまちゃん氏撮影の月の写真 2)

タイトル:
(1枚目)「満月(十五夜の翌日)」
(2枚目)「望遠鏡でお月見」
撮影者:
やまちゃん
撮影日時:
(1枚目)2006年10月7日 23時54分59秒、露出 1/640秒
(2枚目)24時1分58秒、露出 1/2.5秒
撮影地:
神奈川県海老名市
撮影機材等:
(1枚目機材)タカハシ FCT-100 + レデューサ + TC-201S、ニコン D70(ISO 200相当、ホワイトバランス:晴天)、三鷹光器GN-170赤道儀にて自動追尾
(2枚目)AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)を18mm、F/3.5にて使用、ニコン D70(ISO 400相当、ホワイトバランス:晴天)
(1枚目処理)RAWデータをニコンキャプチャー4.4にて現像。現像時に、+1補正後、JPEG化、フォトショップ6にてカラーバランス調整の後、画像縮小
(2枚目処理)RAWデータをニコンキャプチャー4.4にて現像、JPEG化、ォトショップ6にてカラーバランス調整の後、画像縮小
その他:
焦点距離:920mm(135判換算:約1380mm相当)、気流:6/10 透明度:9/10
コメント:

今年の中秋の名月は、満月の一日前でした。楽しみにしていたのですが、台風の影響で、観ることはできませんでした。翌日、台風一過の晴天が広がり、日が落ちても透明度が良い状態が続いていました。久しぶりに望遠鏡を持ち出し、一日遅れのお月見を楽しみました。一枚目:タカハシFCT-100は、そのままでは像面湾曲が激しいため、月のように面積の広い被写体には、不向きです。そこで、レデューサーで像面湾曲を補正し、テレコンバーターで焦点距離を引き伸ばしてみました。結果は、良好のようです。気流が良くなかったので、高速シャッターを切りました。露出の不足分は、RAWデータをプラス補正して画像を仕上げました。二枚目:広角レンズで、お月見の様子を撮影してみました。手ブレ補正レンズのおかげで、1/2.5秒の露光時間でも、手ブレ無しです。手ブレ補正効果の高さに脱帽です。


(林伸彦氏撮影の月の写真 1) (林伸彦氏撮影の月の写真 2)

タイトル:
(1枚目)「中秋の名月」
(2枚目)「中秋の名月の翌日の月」
撮影者:
林 伸彦
撮影日時:
(1枚目)2006年10月6日 21時50分00秒、露出 1/400秒
(2枚目)2006年10月7日 22時59分00秒、露出 1/640秒
撮影地:
熊本県玉名郡長洲町(自宅)
撮影機材等:
タカハシ SKY90、オリンパス E-330(ISO 200)、タカハシ スペースボーイ
レベル処理、アンシャープマスク処理、トリミング処理
コメント:

中秋の名月とその翌日の月を撮ってみました。


(加藤根尾氏撮影の月の写真)

タイトル:
「一日遅い中秋の名月」
撮影者:
加藤 根尾
撮影日時:
2006年10月7日 21時27分、露出 1/500秒
撮影地:
埼玉県さいたま市
撮影機材等:
タカハシ TS(D=16cm F8)反射望遠鏡、ペンタックス K100D(ISO 200)、システム90 赤道儀にて自動追尾
ステライメージ4にて処理
コメント:

中秋の名月は台風の影響で見られませんでしたが、翌日台風一過で快晴になりました。とても空気が澄んでシンチレーションは悪かったのですが高速シャッターが切れました。


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