情報トピックス(2004年7月)

国内のさまざまなメディアで取り上げられた天文ニュースや皆様からお寄せいただいた写真などを紹介しています。記事の詳細については各リンク先を参照してください。

2004/07/30

写真投稿:「星雲星団など、月」

画像から星ナビデジカメ実験隊がゆくのページへリンクしています。リンク先では、オリジナルサイズの画像や撮影データなどをご覧いただけます。

「M57, M27」(西山正弘さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(M57の写真) (M27の写真)

「プレアデス星団」(森栄二さん、キヤノン EOS 10D)

(プレアデス星団の写真)

「天の川」(森栄二さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(カシオペヤ座と天の川の写真) (天の川の写真) (はくちょう座と天の川の写真)

「北アメリカ星雲、アンドロメダ大銀河」(伊藤健一さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(北アメリカ星雲の写真) (アンドロメダ大銀河の写真)

「M8、M31、二重星団など」(林伸彦さん、ニコン D70)

(B143の写真) (M8付近の写真) (NGC 7000 北アメリカ星雲の写真) (M31 アンドロメダ銀河の写真) (M33の写真) (M52、NGC 7653 シャボン玉星雲付近の写真) (NGC 869, 884 二重星団の写真)

「M31」(林伸彦さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(M31の写真)

「月」(小森信男さん、ニコン COOLPIX990 / COOLPIX4500)

(月の写真)

写真投稿:「M31, M27」

「M31」(鎌田良知さん、クリックで拡大)

(M31の写真)

タイトル:
「M31(アンドロメダ大星雲)」
撮影日時:
2004年7月17日 1時52分51秒〜2時12分51秒、露出 20分
撮影地:
愛媛県宇和島市
撮影機材等:
タカハシ FSQ-106(D=10.6cm fl=530mm F5)、SBIG ST-2000XCM(-10.20度に冷却)、フィルタなし、直焦点撮影、タカハシ EM-200 + Temma2、ST-2000XCM によるセルフガイド
ST-2000XCMのSingle ShotデータからLRGB画像を抽出しステライメージにてLRGB再合成、画像処理
撮影者コメント:

最近はコンポジット画像が多いのですが、ある程度時間をかけて冷却CCDの一発撮影を行なった場合、どのくらいまで表現できるか、M31で試してみました。30度近い気温だったため、冷却は-10.20度が限度でした。

「M27」(谷哲弥さん、クリックで拡大)

(M27の写真)

撮影日時:
2004年7月23日、露出 200秒
撮影機材等:
タカハシ FC-100 + レデューサ(合成F6)、SBIG ST-2000XCM、タカハシ EM-200 + Temma Jr.、ステラナビゲータで導入しノータッチガイド

2004/07/29

写真投稿:「月、太陽」

画像から星ナビデジカメ実験隊がゆくのページへリンクしています。リンク先では、オリジナルサイズの画像や撮影データなどをご覧いただけます。

「月面」(新井優さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(月面の写真)

「黒点、プロミネンス」(中村正之さん、ニコン COOLPIX990)

(黒点の写真 1) (黒点の写真 2) (太陽の写真) (プロミネンスの写真 1) (プロミネンスの写真 2)

「太陽黒点」(久保庭敦男さん、ニコン COOLPIX5000)

(太陽黒点の写真)

スター・ウィーク全国調査「あなたの街で天の川は見えますか?」

スター・ウィーク最終日の8月7日、統一イベント「あなたの街で天の川は見えますか?」を実施。アンケート結果を元に「天の川が見えた&見えない日本地図」を作成する。

2004/07/27

写真投稿:「金星、太陽、月、M11とジュノー、彗星」

画像から星ナビデジカメ実験隊がゆくのページへリンクしています。リンク先では、オリジナルサイズの画像や撮影データなどをご覧いただけます。

「金星」(小森信男さん、ニコン COOLPIX4500)

(金星の写真)

「太陽」(田中潤司さん、ニコン COOLPIX990)

(太陽の写真) (黒点の写真)

「太陽」(佐久間和司さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(太陽の写真)

「月」(だんなさん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(月の写真)

「M11とジュノー」(大貫弘毅さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(M11とジュノーの写真)

「リニア彗星(C/2003 K4)」(西山正弘さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(リニア彗星 C/2003 K4の写真)

写真投稿:「太陽」

「フレア、プロミネンス」(北岡修さん、クリックで拡大)

(フレアの写真) (プロミネンスの写真)

タイトル:
(1枚目)「大黒点群の周辺に出現した小さなフレア」
(2枚目)「宙に浮くプロミネンス」
撮影日時:
(1枚目:フレア)2004年7月24日 13時56分〜15時15分(詳細は画像中に記載)、露出 各1/350秒×1200フレームずつ(15時11分のみ800フレーム)
(2枚目:プロミネンス)8時37分、9時8分、露出 各1/30秒×1500フレームずつ
撮影機材等:
コロナド マックスコープ40、ビクセン LV 20mm、ソニー DCR-TRV900、コリメート撮影、ビクセン SXW赤道儀
Registax2.1、Photoshop6.0にて処理
撮影者コメント:

(1枚目)黒点周辺の活発な変化を狙ってみました。この小さなフレアは10分前後の寿命だったと思います。望遠鏡で見ると赤い彩層面が白く輝きだすので、すぐ確認することができます。それ以外では、小さなダークフィラメントが刻々と変化している様子や黒点に重なるように存在しているダークフィラメントも興味深いです。

(2枚目)宙に浮くおもしろいプロミネンスです。午後には消滅してしまいました。大きなプロミネンスではありませんが、それでも我が地球がすっぽりと入ってしまうほどです。そのような事を考えて撮影していると、あまりの巨大さに連日の猛暑の影響もあってか、頭がクラクラしてきます。

天文関連書 新刊情報

火星地球化計画 火星探査とテラフォーミングの真実
竹内薫著 実業之日本社
本体 1700円 20cm 253p
ISBN 4-408-32235-0

2004/07/23

大きな黒点群が出現中

太陽面に大きな黒点群が出現中。しばらくは楽しめそうだ。本日公開分の投稿画像21日の情報トピックスでもたくさんの投稿画像を紹介している。

写真投稿:「星雲星団、銀河、天の川、太陽」

画像から星ナビデジカメ実験隊がゆくのページへリンクしています。リンク先では、オリジナルサイズの画像や撮影データなどをご覧いただけます。

「北アメリカ星雲、はくちょう座、らせん状星雲、アンドロメダ大銀河」(大貫弘毅さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(北アメリカ星雲の写真) (はくちょう座中心部の写真) (らせん状星雲の写真) (アンドロメダ大銀河の写真)

「あれい星雲」(山崎知巳さん、ニコン D70)

(あれい星雲の写真)

「M101」(宇都正明さん、富士写真フイルム FinePix S2 Proなど)

(M101の写真)

「アンドロメダ大銀河」(井上仁志さん、ニコン COOLPIX5000)

(アンドロメダ大銀河の写真)

「夏の大三角とニッコウキスゲなど」(宮坂雅博さん、キヤノン EOS 10D)

(夏の大三角とニッコウキスゲの写真) (ニッコウキスゲと天の川の写真) (夏高原の大三角の写真)

「アンドロメダ大銀河、二重星団」(渡部樹さん、ニコン D70)

(アンドロメダ大銀河の写真 1) (アンドロメダ大銀河の写真 2) (二重星団の写真)

「干潟星雲、M22、北アメリカ星雲」(瀧本郁夫さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(干潟星雲の写真) (M22の写真) (北アメリカ星雲の写真)

「大黒点」(新井優さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(太陽の写真) (黒点の写真)

「あれい星雲」(渡部剛さん、ニコン D70)

(あれい星雲の写真)

「巨大黒点」(瀧本郁夫さん、富士写真フイルム FinePix1500)

(黒点の写真)

「大黒点」(河村俊一さん、ニコン COOLPIX995)

(太陽の写真) (黒点の写真)

22日未明、高知県地方で大火球が出現、隕石落下の可能性も

22日1時6分ごろ、高知県から大阪府にかけて衝撃音を伴った大火球が観測された。隕石落下の可能性もあるとのこと。なお、徳島海南天文台のパトロールカメラに撮影された画像や動画が同天文台のサイトで公開されている。

2004/07/21

写真投稿:「彗星、太陽」

「リニア彗星(C/2003 K4)、スワン彗星(C/2004 H6)」(田中一幸さん撮影、クリックで拡大)

(リニア彗星 C/2003 K4の写真) (スワン彗星 C/2004 H6の写真)

撮影日時:
(1枚目:リニア彗星 C/2003 K4)2004年7月18日 23時43分、露出 450秒
(2枚目:スワン彗星 C/2004 H6)2004年7月19日 1時46分、露出 600秒
撮影地:
山梨県塩山市
撮影機材等:
ミード SN-10(D=25.4cm) + 自作補正レンズ(F3.6)、SBIG STL-11000XM、IDAS RVBフィルタ、三鷹光器製 GN-30S赤道儀
RGBカラー合成
撮影者コメント:

(1枚目)イオンとダストの尾が東側へVの字を形成しているようです。

(2枚目)淡いイオンテイルが扇状に広がっています。移動量が大きいです。

「黒点とプロミネンス」(北岡修さん、クリックで拡大)

(黒点の写真) (プロミネンスの写真)

撮影日時:
(1枚目:黒点)(上)2004年7月17日 11時9分、露出 1/30秒×1200フレーム、(下)19日 13時46分、露出1/180秒×1200フレーム
(2枚目:プロミネンス)13時49分、露出 1/350秒×1200フレーム
撮影地:
神奈川県横須賀市
撮影機材等:
コロナド マックスコープ40、ビクセン LV 20mm、ソニー DCR-TRV900、コリメート撮影、ビクセン SXW赤道儀
Registax2.1、Photoshop6.0にて処理
撮影者コメント:

大きな黒点が姿を現してきました。淵にある時にひょっとして大きなプロミネンスが出現するかと期待をしましたが、発生はしませんでした。二枚ともうす雲を通しての撮影だったため、やや解像度は落ちますが、黒点周辺の複雑な磁場を確認することができます。

19日のプロミネンスは、平凡なものです。最近は大きなプロミネンスが出現していないので、寂しい状況です。そろそろ巨大なプロミネンスを期待したいものですね。

「太陽」(中村正之さん撮影、クリックで拡大)

(太陽の写真 1) (太陽の写真 2) (太陽の写真 3)

撮影日時:
2004年7月18日 8時40分〜48分
撮影地:
栃木県大田原市「天望台・ココロのドーム」
撮影機材等:
ボーグ 50ED(D=5cm fl=500mm) + コロナド ソーラーマックス40、ミード Electronic Eyepiece、ソニー DCR-TRV20
撮影者コメント:

黒点周囲の活動が活発な様子がよくわかります。ダークフィラメントも長いのが何本か見えていました。太陽はいくら見ていても見飽きないですね!

写真投稿:「太陽、月と金星、彗星」

画像から星ナビデジカメ実験隊がゆくのページへリンクしています。リンク先では、オリジナルサイズの画像や撮影データなどをご覧いただけます。

「太陽」(佐久間和司さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(太陽の写真 1) (太陽の写真 2)

「金星と月、太陽」(ロバート・へフナーさん、オリンパス C-200ZOOM)

(月と金星の写真) (太陽の写真)

「スワン彗星(C/2004 H6)」(廣田康幸さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(スワン彗星 C/2004 H6の写真)

天文関連書 新刊情報

宇宙論
二間瀬敏史著 ナツメ社
本体 1320円 19cm 223p
ISBN 4-8163-3686-9

2004/07/16

写真投稿:「天の川、月、星雲、リニア彗星(C/2003 K4)など」

画像から星ナビデジカメ実験隊がゆくのページへリンクしています。リンク先では、オリジナルサイズの画像や撮影データなどをご覧いただけます。

「夏の天の川など」(宮坂雅博さん、キヤノン EOS 10D)

(こと座(織姫星)とニッコウキスゲの写真) (はくちょう座と雷雲の写真) (天の川とニッコウキスゲの写真)

「月」(大熊正美(アストロアーツ)、ペンタックス *ist D)

(月の写真)

「キャッツアイ星雲」(増田清治さん、富士写真フィルム FinePix S2 Pro)

(キャッツアイ星雲の写真)

「北アメリカ星雲、あれい状星雲、らせん状星雲」(鬼塚久史さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(NGC 7000 北アメリカ星雲の写真) (M27 あれい状星雲の写真) (NGC 7293 らせん状星雲の写真)

「リニア彗星 C/2003 K4」(甲斐雅一さん、富士写真フイルム FinePix S2 Pro)

(リニア彗星 C/2003 K4の写真)

写真投稿:「リニア彗星(C/2003 K4)」

坂木泰三さん撮影(クリックで拡大)

(リニア彗星 C/2003 K4の写真)

撮影日時:
2004年7月8日 21時6分、露出 (L画像)1分30秒×10枚、(RGB画像)各1分30秒×2枚ずつ
撮影地:
神奈川県愛甲郡愛川町半原
撮影機材等:
タカハシ ε-160(D=16cm fl=530mm)、ビットラン BJ-41L、RGB画像は2×2ビニング
撮影者コメント:

次の期待できるリニアです。

2004/07/14

7月17日に起こる、小惑星による恒星食の改良予報

小惑星(1712) Angolaによる恒星食。7月17日(土) 23時28分、関東地方、中部地方で観測される可能性がある。

恒星はTYC 1727-00067-1(赤経 23h43m46.894s、赤緯 +22°08'27.98"(J2000)、10.1等、ペガスス座71番星の東 約2°24')。5.4等の減光で、継続時間は最長7.3秒

2004/07/09

写真投稿:「月、リニア彗星(C/2003 K4)、M13」

画像から星ナビデジカメ実験隊がゆくのページへリンクしています。リンク先では、オリジナルサイズの画像や撮影データなどをご覧いただけます。

「月」(大熊正美(アストロアーツ)、ペンタックス *ist D)

(月の写真)

「リ二ア彗星(C/2003 K4)」(久保庭敦男さん、ニコン D70)

(リニア彗星 C/2003 K4の写真)

「月」(宮坂雅博さん、キヤノン EOS 10D)

(月の写真)

「M13」(和田昌也さん、ニコン D70)

(M13の写真)

「リ二ア彗星(C/2003 K4)」(廣田康幸さん、キヤノン EOS Kiss Digital)

(リ二ア彗星 C/2003 K4の写真)

日本トラストテクノロジー、デジカメ用万能バッテリ「MyBatteryPRO」を発売

180種類以上のデジタルカメラに対応した万能バッテリ「MyBatteryPRO」を発売。電池容量は単三電池約16本分で、5/6/7.2VのDC-DCコンバーターを内蔵し、付属の3種類のコネクタと組み合わせることでデジカメだけでなく音楽プレーヤーやポータブルゲーム機などにも利用可能。

また、EOS Kiss Digitalで利用するためのMyBatteryPRO用アダプター「DC Coupler Type C」も7月10日に発売。

7月14日に起こる、小惑星による恒星食の改良予報

小惑星(11) Parthenopeによる恒星食。7月14日(水) 2時7分、南西諸島で観測される可能性がある(予報が北にずれた場合は関東、東海地方も可能性がある)。

恒星はTYC 6291-02163-1(赤経 19h10m56.696s、赤緯 -19°58'46.50"(J2000)、10.2等、いて座π星の北 約1°5')。0.31等の減光で、継続時間は最長17.5秒

2004/07/05

宇宙・航空の総合レビューサイト「見たい!読みたい!レビュー隊!」7月号公開

「JAXAウェブサイト」内で公開中の宇宙・航空の総合レビューサイト「見たい!読みたい!レビュー隊!」7月号が公開された。特集は「夏休みだ!サイエンスで遊ぼう!」。夏休みの自由課題にピッタリなアイテムの他、宇宙好きにはたまらないお役立ちアイテムが紹介されている。

天文関連書 新刊情報

宇宙
池内了監修・執筆 半田利弘指導・執筆 大内正己指導・執筆 橋本樹明/指導・執筆 小学館
本体 2000円 29cm 183p(付録:ドラえもん宇宙たんけんゲーム1セット)
ISBN 4-09-217209-5
百億の星と千億の生命
カール・セーガン著 滋賀陽子訳 松田良一訳 新潮社
本体 1900円 20cm 301p
ISBN 4-10-519204-3
SFはどこまで可能か?
福江純著 扶桑社
本体 600円 15cm 269p(空想科学文庫10)
ISBN 4-594-04417-4

2004/07/02

写真投稿:「リニア彗星(C/2003 K4)、月」

画像から星ナビデジカメ実験隊がゆくのページへリンクしています。リンク先では、オリジナルサイズの画像や撮影データなどをご覧いただけます。

「リニア彗星(C/2003 K4)」(甲斐雅一さん、富士写真フイルム FinePix S2 Pro)

(リニア彗星 C/2003 K4の写真)

「月」(大熊正美(アストロアーツ)、ペンタックス *ist D)

(月の写真 1) (月の写真 2)