【投稿画像集】5月7日の水星日面通過を捉えた

【2003年5月7日 アストロアーツ】5月8日更新

7日の水星日面通過を捉えた画像を送っていただいたので、以下紹介しよう。


(串田賢一氏撮影の写真)

撮影者:
串田 賢一
時刻:
東側から14時22分(露出 1/641秒)、14時56分(1/830秒)、15時29分(1/694秒)
撮影機材等:
FS102、LV25(33倍)、CASIO QV-4000(F値は東から4, 8, 5.6)、アストロソーラーフィルター、レベル補正、3枚コンポジット
●撮影者コメント:
約30分おきの水星の移動の様子です。雲の合間をぬっての撮影で、3時半を過ぎたころから厚い雲に覆われてしまいましたが、これだけ撮れただけでもラッキーでした。

(河村俊一氏撮影の写真)

タイトル:
水星の太陽面通過
撮影者:
河村 俊一
時刻:
16時12分58秒、露出 オート(1/1188秒)
撮影地:
大阪府大阪狭山市
撮影機材等:
ペンタックス EDHF屈折(7.5cm F6.7)、ニコン COOLPIX995(8-31mm)をズーム望遠側(24.1mm F8.8)、XL28mm、ND400 + ND8 + ND4 + ND2フィルター使用、電動追尾、ステライメージ4
(S)=2/5、(T)=3/5
●撮影者コメント:
時折雨も降るというあいにくの天候だったが、16時過ぎに現れた雲の切れ目から太陽面を捉えることができた。したがって、全経過を見るというわけには行かなかったが、貴重なワンショットである。水星は、太陽面中央にある黒点に比してより黒く、かつ太陽の雄大さも感じられる。

(遊星人M3氏撮影の写真 1) (遊星人M3氏撮影の写真 2) (遊星人M3氏撮影の写真 3)

タイトル:
5月に見た33年ぶりの水星日面通過
撮影者:
(ハンドル)遊星人M3
時刻:
(1枚目)14時16分、(2枚目)14時17分、(3枚目)17時27分
撮影機材等:
Fuji FinePix 1500
(太陽全面)TAKAHASHI FC-100、Or12mm拡大(対物フィルター)
(太陽部分)MIKAGE 31cm反射、PL15mm拡大(バーダー製対物シートフィルター)
●撮影者コメント:
1970年5月9日、学校の授業をサボって水星の日面通過を見た記憶が蘇りました。丁度、5月にしては暑い日で、学校の屋上にある天文台でもことです。本日も、朝には雨が降っていましたが、晴れ間が出てきたので、仕事は半休を取って休んでしまいました。でも、かなり雲が多く残念です。

(Fukukawa氏撮影の写真 1) (Fukukawa氏撮影の写真 2)

撮影者:
Fukukawa Keizo
時刻:
(1枚目:全体像)14時35分0秒、露出 1/1000秒、(2枚目:拡大像)14時17分35秒、露出 1/1000秒
撮影地:
徳島県徳島市
撮影機材等:
タカハシ SKY90 + EXQ1.6、アストロソ−ラーフィルター、Nikon COOLPIX990、アンシャープマスク・色補正・レベル補正
1枚目はLV25mm、2枚目はLV5mm使用
●撮影者コメント:
雲間をついて撮影できました。

(Satou氏撮影の写真)

撮影者:
Hiroaki Satou
時刻:
14時26分7秒、露出 オート
撮影地:
東京都板橋区
撮影機材等:
Nikon Coolpix4500(デジタルズーム 3.0倍併用、96mm)、LV6mm + FS60C(F=355mm)、ND400フィルター対物側装着 + ND13フィルター接眼部装着
●撮影者コメント:
シンチレーションが悪くてうまく撮影できませんでした。光学ズームのみで行こうかと思いましたが、迫力不足だったのでデジタルズームも併用しました。初めての太陽撮影です。

(大田智弘氏撮影の写真)

撮影者:
大田 智弘
撮影地:
埼玉県所沢市

(otsuki氏撮影の写真)

撮影者:
(ハンドル)某槻 某
撮影地:
愛媛県重信町
その他データ:
画像中に記載

(田中一幸氏撮影の写真)

撮影者:
田中 一幸
時刻:
15時2分、露出 1/125秒
撮影地:
東京都調布市
撮影機材等:
Meade 90mmマクストフ(F13.8) + 12mm ナグラー Type4によるコリメート、Nikon CoolPix5000(ワイド端)、ND4 + ND8 + ND400フィルター(62mmフィルタ径)を対物に配置
●撮影者コメント:
思った以上に水星は大きく、眼視でもしっかりと輪郭を見ることができました。

(成蹊高校天文気象部撮影の動画)

(こちらはmpg形式の動画です。サイズ 1.3MB)
撮影者:
成蹊高校天文気象部
時刻:
動画中に表示
撮影機材等:
タカハシ FS-152 + ERDE GX-1、ND400フィルター×2、ビクセン C10-4Mビデオカメラ
●撮影者コメント(抜粋):
成蹊高校天文気象部では水星の太陽面通過の観望を行いました。残念ながら第一接触と第二接触は薄雲がかかって見ることができませんでした。

(川村晶氏撮影の写真)

撮影者:
川村 晶
●(アストロアーツによるコメント):
水星潜入時の写真。中央上の太陽の縁に水星が見られる。

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