小惑星カミラに衛星が発見される

【2001年3月21日 IAUC 7599 (2001.03.19)】

アメリカ、ツーソン大学の A. Storrs とハッブル宇宙望遠鏡小惑星チームは、ハッブル宇宙望遠鏡が2001年3月1日に撮影した5枚の画像から、小惑星107番カミラ(Camilla) に衛星があることを発見した。

衛星はカミラから角距離0".6、位置角261°の位置にあり、カミラと同じ色であった。また、衛星はカミラより7.0±0.1等級暗く、カミラの1/25の大きさと推定されている。

今回の発見により、衛星を持つ小惑星は、以下の7個となった。

(45) Eugenia   Petit-prince
(87) Sylvia   S/2001(87)1
(90) Antiope   S/2000(90)1
(107) Camilla   S/2001(107)1
(243) Ida   Dactyl
2000 DP107   S/2000(2000 DP107)1
2000 UG11   S/2000(2000 UG11)1

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