太陽に肉眼黒点が出現中

【2000年12月26日 アストロアーツ】

星くらぶM57の高橋篤司さん提供による12月25日の太陽

撮影者:   高橋篤司さん (星くらぶM57)
撮影地:   京都府木津町
撮影日:   2000年12月25日
望遠鏡:   タカハシFC-76フローライト・アポクロマート屈折
フィルター: D4 + ND2 + ND4フィルター
アイピース: ミードSP26mm
カメラ:   ニコンCoolPix990デジタルカメラ
露光・絞り: 1/0907秒 F4.0

画像は、星くらぶM57の高橋篤司さん提供による12月25日の太陽。中央やや上の黒点は、日食観測用のサングラスを使えば肉眼でもなんとか確認できる。ここ2〜3日が見ごろだろう。

今年は、11年周期の太陽活動の最盛期にあたる。とくに、活動が極大を迎えた夏ごろには、肉眼黒点が頻繁に出現した。現在、太陽活動はすでに極大を過ぎて弱まりつつあり、今回の肉眼黒点の出現はひさしぶりのことである。

※高橋さんのWebサイト「学研都市の空」の「太陽日記」にて、多数の画像がご覧になれます。

※太陽を観測される場合は、充分な減光などの対策を行ない、目や観測機器を傷めないように注意されたい。とくに、望遠鏡を用いる場合、観測方法が不適切だと失明につながる恐れがある。また、裸眼のまま太陽を直視したりしないこと。