スペースシャトル・エンデバー号、ISSへ向け出発

【2000年12月1日 NASDA STS-97/国際宇宙ステーション組立ミッション4A (2000.12.1)

国際宇宙ステーション (ISS) の組み立てを任務としたスペースシャトル・エンデバー号 (STS-97/国際宇宙ステーション組立ミッション4A) が、アメリカ東部標準時間11月30日午後10時6分頃(日本時間12月1日午後0時6分頃)、フロリダ州NASAケネディ宇宙センターから打ち上げられた。ISSとのドッキングは米国中部標準時間12月2日午後1時57分 (日本時間12月3日午前4時52分) 頃の予定。飛行期間はおよそ11日間の予定。

今回のフライトは、ISSに第1次滞在クルーが滞在を開始してから初めてのものとなる。今回のフライトのおもな目的は、巨大な太陽電池パドルを持つ「P6トラス」と呼ばれる構造体をISSに取り付けることである。「P6トラス」の太陽電池パドルは、両翼を展開すると長さが約240フィート(約73m)もあり、これはジャンボジェット機の翼幅よりも長く、宇宙での構造物としてはこれまでで最長のものとなる。