アメリカ中西部上空でプロトン・ロケットの破片が大気圏再突入

【2000年10月19日 Science@NASA (2000.10.18)

現地時間10月13日午後7時30分ごろ、アメリカ中西部に大火球(かきゅう=特に明るい流星)が出現した。バラバラになりながら飛んでいったこの火球は、高校のフットボールの試合を観戦していた何千人もの観客によって目撃され、同時にビデオにも収められた。明るさは満月ほどにも達した。

イギリスのエジンバラ王立天文台に勤める人工天体落下予報の専門家、Alan Pickup氏によると、この火球は同日の午前中にロシアが打ち上げたプロトン・ロケットの第4段目の一部が地球の大気圏に再突入して燃えたものだという。

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