火星起源の隕石がオマーンで発見された

【2000年5月23日 BBC News (2000/5/22)

2000年1月24日にオマーンのDhofar地方で発見された1,056グラムの隕石が、モスクワ・ベルナツキー研究所およびテネシー大学での分析の結果、火星起源である可能性が高いことがわかった。また、分析した科学者によると、地球大気突入時に溶けた形跡が無いため、より大きな隕石の破片である可能性が高いという。

これまでに世界で約20,000個の隕石が発見されているが、そのうち火星起源のものは、今回発見されたものを含めても15個しかない。なお、今回の隕石の発見者が誰であるかは不明。