NASA、巨大な宇宙帆船で初の恒星間航行を目指す (NASA)
【2000年5月16日 NASA News RELEASE: 00-150 (2000/5/11)】
NASAは巨大な「宇宙帆船」により史上初の他の恒星への航行を計画している。
この「宇宙帆船」は、普通の海上帆船が風を受けて進むのと同様、薄く巨大な反射素材の「帆」に、太陽光またはマイクロ波ビーム、レーザー・ビームの風を受けて進むもので、燃料が不要。帆の大きさは400メートル四方にもなり、実現すれば史上最大の宇宙船となる。また速度は毎秒約93kmに達する。この速度はスペースシャトルの10倍、ボイジャー探査機の5倍であり、やはり史上最速だ。
2010年前後の打ち上げ、その15年後の外恒星到着を目指す。