ミール救済のため2人の宇宙飛行士が出発

【2000年4月4日 Yahoo! NEWS / Reuters (2000/4/4)

4月4日 0501 GMT(日本時間4日14時1分)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から宇宙ステーション「ミール」救済のための2人の宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船が無事打ち上げられた。この宇宙船は打ち上げから48時間以内に「ミール」とドッキング、2人の宇宙飛行士は40日間以上に渡る滞在で「ミール」のメンテナンスを行う。

「ミール」は1999年8月からは無人となっており、ロシアの資金難から今後運用の目処がたたず廃棄が見込まれていたが、1999年12月に国際ベンチャー「ミールコープ社」がアメリカの大富豪ウォルト・アンダーソン氏を中心として設立され、今回の救済フライトが実現した。今回のフライト費用はすべてミールコープ社が賄っており、初の100%民間出資による有人宇宙飛行となった。

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