人工衛星を守る新しいプラスチックが開発された

【2000年3月8日 Discovery.com (2000/3/7)

トロント大学の化学者Ian Manners氏のチームが、荷電粒子によるダメージから人工衛星を守ることができる新しいプラスチック素材の開発に成功した。太陽フレアにより放出された荷電粒子が人工衛星にぶつかると、人工衛星が高い荷電状態となり、スパークが発生して機器が損傷する可能性があるが、この素材で通信衛星や気象衛星などに搭載された繊細な機器をコーティングすることにより、これらの機器に荷電状態が発生するのを防ぐことができる。