公開天文台ネットワーク(PAONET)1999年度参加団体募集

【1999年5月19日 国立天文台 天文情報公開センター 広報普及室

「公開天文台ネットワーク」(略称、PAONET:パオネット)は、国立天文台が広報普及活動の一環として、各地の公共天文台・プラネタリウム・科学館・教育センター・学校などに対し、電話回線を通じて天文の最新画像や情報などを提供するシステムです。PAONETは1995年11月から正式に稼動しており、現在 約110の加入団体が参加しています。

今年度は7月12日(月)〜8月16日(月)までの一週間、加入の申し込みを受け付けます。天文学の最新画像を電話回線だけでも、すぐに、しかも低コストで利用できるという画期的なシステムです。ただし個人での利用はできません。詳しくは下記をご覧ください。


PAONET1999年度
公開天文台ネットワーク 加入受付けのお知らせ
  • 加入資格

    ・天文の普及・教育を目的とした非営利団体であること。
    ・所属長の加入承認が必要なおこと。
    ・担当者(施設職員)にコンピュータの知識があること。
    ・担当者(施設職員)が電子メールアドレスを持っている(電子メールで必ず連絡がとれる)こと。
    ・電話回線とモデム、または、インターネットに接続が可能なWindowsが動作するパソコンがあること。
    ※ PAONETは公開施設および教育機関を対象としたサービスですので、営利団体・ 個人の参加はできません。

  • 加入団体の義務

    ・年度末に報告書を提出すること。
    ・運用規則を遵守すること。
    ・ PAONETユーザーのメーリングリスト(電子メールによる連絡網)に必ず参加すること(従って、「担当者が電子メールアドレスを持っている」事が必須となります)。
    ・担当者は年1回開催される「PAONET全体ユーザーズミーティング」に出席すること(1999年は9月28日(火)を予定)。新規ユーザーには同日「PAONET新規ユーザー向けのミーティング」も行ないます。
    ※義務を果たされない団体には自動的に退会して頂くことになります。

  • 今年度からの状況など

    ●最近はPAONET参加ユーザーの互助により、MacintoshやLinuxでも利用する環境が整っていますが、正式にサポートしているのはWindowsのみです。
    ●電話で直接PAONETのHOST(アクセスポイント)にアクセスする方法以外に、HOST迄遠距離にあるユーザーの為にプロバイダー経由でUUCPによる取得が出来る様になりました。
    ●インターネットプロバイダーまたは直接接続のインターネットを介して、FTPによる画像などの取得が出来る様になりました。

    ● 特記:「加入資格」等の特例
    内容によっては上記「資格」「義務」を満たさない団体でもPAONETへの参加(画像等の入手)が可能な場合があります。該当すると思われる団体は個別にPAONET事務局にご相談ください。(8月31日の受付期間中に必要な書類が揃うようにしたので、該当される団体は8月前半迄にお問い合せください)

  • 申し込み受付け

    今年度は、7月12日(月)〜 8月16日(月)[必着]の予定で、加入申請を受付けます。 加入が承認された団体には、9月28日(火)午前に国立天文台・三鷹キャンパス(東京都三鷹市)にて行なわれる予定の、PAONET新規ユーザーズミーティングに参加して頂き、各種の説明と資料(必要なソフトや過去のデータなど)の配布を行います。また、同日(午後)行われるPAONET全体のユーザーズミーティングへも参加して頂きます。

    請求・質問などがありましたら、下記宛に郵便・Fax・電子メールにてお願いします。(電話でのお問合わせは担当者不在の時が多い為、極力お避けください)

  • 宛 先 

    〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1
    国立天文台天文情報公開センター広報普及室内
    公開天文台(PAONET)事務局
     TEL 0422-34-3688(一般質問電話と兼用。平日9:00〜18:00受付)
     E-mail:paomgr@pub.mtk.nao.ac.jp

より詳しくは下記・国立天文台のページをご覧ください。
公開天文台ネットワーク(PAONET)について
公開天文台ネットワーク(PAONET)1999年度新規参加団体募集について