【訃報】セレストロン社の創業者トーマス・J・ジョンソン氏

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【2012年3月14日 サイトロンジャパン】

シュミットカセグレン形式の望遠鏡など、日本にもユーザーが多いアメリカのセレストロン社の創業者、Thomas J. Johnson氏が逝去されたとの訃報が届きました。


Johnson氏

Thomas J. Johnson氏(セレストロンのサイトより)

世界最大の天体望遠鏡メーカーであるセレストロン社(アメリカ合衆国カリフォルニア州)の創業者であるThomas J. Johnson氏が3月13日午前5時(米国太平洋時間)に亡くなりました。享年89歳でした。

Johnson氏は1960年代前半にセレストロン・パシフィック社を設立。シュミットカセグレン式望遠鏡を大量生産する革新的な方法を生み出し、多くのアマチュア天文家に普及させました。彼の偉大な功績に対し、1978年にはアメリカ光学会(Optics Society of America)よりDavid Richardson Medalが、1993年に西部アマチュア天文会(Western Amateur Astronomers)よりG. Bruce Blair Medalが、更に2009年には小型望遠鏡天文会(Small Telescope & Astronomical Society)より生涯功労賞がそれぞれ贈られています。

なお、セレストロン社のウェブサイトでは、同社と故人の歩みを紹介した動画を公開しています(下記〈参照〉リンクより)。

氏の逝去に際し、謹んで哀悼の意を表します。

〈参照〉

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