広瀬さんがくじら座の銀河に超新星2011hkを発見

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【2011年11月4日 CBET 2892】

10月31日、神奈川県の広瀬洋治さんがくじら座の銀河に超新星2011hkを発見した。山形の板垣公一さんも同日この超新星を独立発見している。


板垣さんによる超新星2011hkの発見画像

独立発見者の板垣さんによる超新星2011hkの画像。中央の銀河NGC 881の十字で記された箇所に、白い点として見えている。クリックで拡大

神奈川県にお住まいの広瀬洋治(ひろせようじ)さんが、10月31日(世界時)に撮影した画像から超新星2011hkを発見した。この超新星はくじら座の銀河NGC 881に位置しており、発見時の明るさは16.2等。広瀬さんの超新星発見は、2008年12月の2008ieの独立発見以来となる。

また、山形の板垣公一さんも同日にこの超新星を16.1等で独立発見している。

超新星の詳細な位置は以下のとおりで、銀河の中心から東に7.5秒角、南に6.5秒角のところにある。

  赤経  02時18分45.81秒
  赤緯 -06度38分30.5 秒 (2000年分点)
  NGC 881周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星

超新星2011hkの位置

この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。ご利用の方は、ステラナビゲータを起動後まず「ツール」メニューから「データ更新」を行い、「恒星」ダイアログで「超新星」の表示をオンにしてください。

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