ISS日本実験棟「きぼう」の打ち上げ時期が変更に

【2007年4月18日 JAXA プレスリリース

現在、スペースシャトルの打上げが遅れている。これは、今年2月ケネディ宇宙センターにおいて、「アトランティス号」の外部燃料タンクが雹(ひょう)により損傷を受けたためだ。そこで、国際宇宙ステーション(ISS)計画に参加している各宇宙機関は、各構成要素の組立てスケジュールに関する調整を行った。結果、ISS日本実験棟「きぼう」の1便目(船内保管室の打上げ)と2便目(船内実験室およびロボットアームの打上げ)についても、打上げ目標時期とスペースシャトルの変更が発表された。

土井隆雄さんが搭乗予定の1便目は、打ち上げ目標時期が2008年2月14日以降、スペースシャトルは「エンデバー号」に変更された。また、星出彰彦さんが搭乗予定の2便目は、目標時期が2008年4月24日以降、スペースシャトルは「ディスカバリー号」に変更された。