国内3組織が合流する、新プラネタリウム会(仮称)が誕生

【2006年6月12日 アストロアーツ】

プラネタリウムの進歩・発展を図り、科学教育および天文普及への寄与などを目的とした、新プラネタリウム会(仮称)が2006年6月1日に発足した。


新プラネタリウム会(仮称)が、既存の3組織(全日本プラネタリウム連絡協議会(AJPA)、日本プラネタリウム協会(JPS)、日本プラネタリウム研究会(NPS))が合流する団体として、6月1日に誕生した。

この会では、今まで既存の3組織に参加していなかったプラネタリウム施設、団体、および関係する個人の参加を計りながら、日本を代表するプラネタリウムの会として、日本のプラネタリウム業界の活発化と発展を目指す。

活動の骨子となるのは、年2回の全国大会。そこでは、プラネタリウムの内容や活動、運営等に関する研修会や交流会、見本市も開催される。また、メーカーや機種、地域、規模等に応じた多くの分科会も設けられるなど、全国規模で関連施設との情報交換、連携協力などを実現させる。これらの活動を通して、各施設と職員のレベルが向上することも大きく期待されている。その全国大会の第一回目は今年12月に「全国プラネタリウム大会・名古屋2006」として開催される。

また、同会は広報機能を重視し、一般のプラネタリウム来館者からマスコミ関係者、行政関係者、メーカーなど社会全般に向け情報発信を積極的に行っていく。

なお、2006年6月現在の暫定の事務局は、ディスカバリーパーク焼津(静岡県焼津市)となっている。また、この会の正式名称(および正式英文名称)は、12月に開催される全国プラネタリウム大会・名古屋2006までに決定される予定となっている。

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