オリンパス、光学5倍ズームレンズ搭載の800万画素デジタルカメラ「CAMEDIA C-8080 Wide Zoom」を発売

【2004年2月19日 オリンパス株式会社

オリンパス株式会社は、光学5倍ズームレンズを搭載した800万画素デジタルカメラ「CAMEDIA C-8080 Wide Zoom」を3月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。

(CAMEDIA C-8080 Wide Zoomの画像)

光学5倍・8メガピクセルデジカメ「CAMEDIA C-8080 Wide Zoom」。メーカー希望小売価格はオープンだが、実売価格は13万前後か(提供:オリンパス株式会社)

「CAMEDIA C-8080 Wide Zoom」は、CAMEDIAシリーズの最上位機種と位置付けられる製品。有効800万画素CCDと、光学5倍EDワイドズームレンズ、新開発の画像処理エンジン“TruePic TURBO(トゥルーピックターボ)”を搭載している。

焦点距離28mm〜140mm(35mmカメラ換算)、F2.4の光学5倍EDワイドズームレンズは、800万画素CCD向けに新開発されたもの。色収差を補正するED(特殊低分散ガラス)レンズ3枚、非球面レンズ2枚を含む13群15枚構成で、フレア抑制のマルチコートが施されている。最短撮影距離は通常時で80cm、スーパーマクロ時では5cmとなっている。

今回新たに開発、搭載された画像処理エンジン“TruePic TURBO”では、「プロパーカラーガンマテクノロジII」・「アドバンストノイズフィルタテクノロジII」・「アドバンストSFフィルタテクノロジー」の3つの技術で、「忠実な色再現」、「ノイズの軽減」、「解像感の向上」という画質面での向上と、処理スピードの向上を実現している。これにより、起動時間は0.7秒に高速化されているほか、外光パッシブセンサーと水平加算式CCDによるデュアルAFシステムにより、AF合焦速度も約0.3秒となっている。

シャッタースピードは、絞り全域で16秒〜1/4000秒、バルブ撮影時は最長8分まで設定が可能だ。連写は、高速連写時に1.6コマ/秒で5枚まで、通常モードで1.1コマ/秒で17枚まで。他にも、頻繁に使う機能をダイレクトボタンで操作できたり、液晶モニタのGUI画面に新デザインを採用するなど、撮影モード設定が直感的にできるよう工夫がされている。さらに、各種コンバージョンレンズやアクセサリなども充実しており、幅広いシーンで撮影できるオプションが用意される。

「CAMEDIA C-8080 Wide Zoom」の主なスペック

有効画素数:
800万画素
撮像素子:
CCD
レンズ構成:
13群15枚
EDレンズ:3枚
非球面レンズ:2枚(フィルタ径:58mm)
焦点距離(35mmフィルム換算):
28mm〜140mm
開放F値:
F2.4(W)〜F3.5(T)
光学ズーム倍率:
5倍
デジタル拡大:
3倍(光学ズームと合わせて最大約15倍シームレスズーム)
AF方式:
デュアルオートフォーカス(CCDコントラスト検出 / 外光パッシブセンサー)方式(AFイルミネータ付)、iESP AF / スポットAF / フルタイムAF、AFターゲット移動
連続撮影:
通常連写(HQモード時):約1.1コマ/秒、連写可能枚数:約17枚
高速連写:約1.6コマ/秒、連写可能枚数:約5枚
撮像感度(ISO):
ISO約50 / 約100 / 約200 / 約400
シャッター速度:
16秒〜1/4,000秒(バルブ最長8分)
記録画像形式:
JPEG(DCF準拠) / TIFF(非圧縮) / RAWデータ、DPOF対応、Exif2.2、PRINT Image Matching II
記録媒体:
xDピクチャーカード(16MB / 32MB / 64MB / 128MB / 256MB / 512MB)
コンパクトフラッシュType I / II
マイクロドライブ(制限事項あり)

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