24日に見られた南極皆既日食の画像集
【2003年11月26日 アストロアーツ】
11月24日朝(日本時間)に南極で見られた皆既日食は、人類が初めて南極で見た皆既日食となった。日食観測ツアーに参加されてオーストラリアから飛行機で南極上空へ行かれた、八ヶ岳自然文化園の北原芳誠さんから画像をお送りいただいたので、以下に紹介しよう(クリックで拡大表示)。
- タイトル:
- (1枚目):「ダイヤモンドリング、第2接触」
- (2枚目):「皆既中のコロナ」
- (3枚目):「ダイヤモンドリング、第3接触」
- 撮影者:
- 北原 芳誠(長野県 原村星の降る里同好会 皆既日食観測隊)
- 撮影地:
- 南極上空の観測ツアー機内(高度1万メートル)
- 撮影機材等:
- 富士写真フイルム FinePix S2 Pro
また、NASAの地球観測衛星アクア(Aqua)による、日食中に地球に落ちた月の影を捉えた画像も公開されている。日食が始まって数分後(まだ皆既状態にはなっていない時)に5分間撮影されたものだが、長さ500km以上にわたって伸びる錐状の影が見事だ。