8/12夜〜8/13未明、ペルセウス座流星群が極大!

【2001年8月7日 アストロアーツ】 8/9更新

いよいよ夏の恒例イベント「ペルセウス座流星群」が近づいてきた。今年は、8月12日(日)の夜〜13日(月)の未明にかけてが最も出現数が多いと予想されている。

ペルセウス座流星群

この流星群は例年1時間あたり20〜30個以上の流星を見ることのできる安定した流星群だ。もちろん、空が暗い高地などに遠征すればより多くの流星を見ることができるが、明るいものが多く含まれるので光害地でも充分楽しめる。

この時期は、関東では午後8時半ごろに薄明が終了する。薄明終了後にはすでに放射点が昇っているので、早めに準備してゆっくりと堪能したい。なお、下弦すぎの月が12日の午後11時半過ぎ東の空から昇ってくるが、前述の通り明るい流星も多いので、月明りのことはあまり気にする必要はないだろう。

月明かりがあると、暗い流星が月の明かりにかき消されてしまうだけでなく、月が視野に入っていると、眼が暗さに慣れないので、月を視野から外して夜空をまんべんなく眺めるようにした方が、流星を捉える確率が高くなる。

一人でぼーっと見あげるのもよし、みんなで和気あいあい観測するのもよし。ぜひお見逃しなく! アストロアーツでは、ペルセウス座流星群の小特集ページを開設したので、ぜひ参考にしてほしい。それから、月刊『星ナビ2001年8月号と『別冊星ナビ〜夏休み星見スペシャル2001〜』にも関連情報があるので、こちらも参考にしていただきたい。また、「1999年しし座流星群特集」には、写真の撮り方や、流星観望の注意点などをまとめてあるので参照してほしい。そして、放射点のある「ペルセウス座」を捜すには、『星ナビi/j』の「星座をさがそ」が便利だ。こちらもぜひ活用していただきたい。

なお、『星ナビi』では、今回も「i-modeで流星観測」を実施する予定だ。i-mode対応の携帯をお持ちの方は、ふるって参加してほしい。

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