ガリレオ探査機によるイオ新着画像

【2000年6月1日 Galileo Press Release (2000/5/31)

イオ最高解像度画像

NASAは5月31日、木星探査機ガリレオが2000年2月22日に、木星の衛星イオをフライバイ(接近通過)した際に撮影した、複数の画像を新たに公開した。

地球の月と同程度の大きさのイオは、木星4大衛星のうち最も木星に近い軌道を持つため、木星の重力による巨大な潮汐力の影響を受け、太陽系内で最も活発な火山活動を行なっている。

ガリレオは、このイオへのフライバイを3回敢行しており、最も最近の2000年2月22日のフライバイでは、イオ上空わずか199kmの地点を通過し、これまでで最もイオに接近した。

右上は今回公開された画像のうち一枚で、イオをとらえたこれまでで最も高解像度の画像だ。ここでは縮小掲載させていただいたが、元画像の解像度は画素あたり5.2mだ。

より高解像度の画像および他の画像は、上記ニュースリソースのリンク先(英文)を参照されたい。

画像提供: NASA / JPL / アリゾナ大学