Fregat搭載型ソユーズロケット、打ち上げ成功

【2000年3月21日 FLORIDA TODAY Space Online (2000/3/21)

ソユーズシリーズロケットの商業運用を担当しているStarsem社は3月20日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からのFregat搭載型ソユーズロケット打ち上げに無事成功した。

Fregatユニットの2度目のテストとなる今回の打ち上げの目的は、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の人工衛星Cluster IIの打ち上げで必要となる、Fregatユニットのエンジン再点火能力と軌道上での運動性能を確認することで、Cluster IIの機械的挙動を再現したダミー衛星が積載されていた。

Starsem社は同型ソユーズロケットによる今年6月および7月にそれぞれ1回ずつ計2回の打ち上げで2機ずつ計4機のCluster IIを軌道に載せる予定。

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