世界の星空を新宿で 24日まで写真展

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【2013年6月14日 コニカミノルタプラザ

世界有数の星空ともいわれるニュージーランド・テカポなど世界の夜空の風景を楽しむ写真展が、コニカミノルタプラザ(東京都新宿区)で開催中だ。


善き羊飼いの教会と天の川

善き羊飼いの教会と天の川。クリックで拡大(提供:Maki Yanagimachi /Earth&Sky Ltd.。2012年2月撮影)

ニュージーランドの南島中央部に位置し、ニュージーランドで屈指の晴天率を誇るテカポは、人口約300人の町で周囲100Kmに大きな町がなく、暗い夜空が保たれているという優れた立地条件から、世界で類を見ない美しい星空を鑑賞できることで注目されている。

1965年には地球上最南端に位置するマウントジョン天文台が建設され、多くの旅行者が訪れるとともに、南半球の星空研究の中心的な役割を果たしてきた。また、テカポでは近年、その星空を世界遺産として登録しようとする初めての試みが進められている。

そのテカポの星空を写真や映像で存分に楽しめる「星空を世界遺産に 〜ニュージーランド テカポ展〜」が「コニカミノルタプラザ」(東京都新宿区)ギャラリーBおよびCで開催中だ。

日本では見ることのできない南半球の星空、“天の川”の中に光る南十字星や大小マゼラン雲などを大型プリントで紹介するとともに、臨場感溢れ、降り注ぐような星空を満喫できる「星空の映像」も展示。また、美しい星空を世界遺産に登録し、後世まで残そうとする村の取り組みも紹介している。

特別企画展「地球の夜展〜空と星と文化遺産〜」

デビルズタワー

映画「未知との遭遇」(スティーブン・スピルバーグ監督)にも登場したアメリカのデビルズタワーと天の川。クリックで拡大(撮影:Wally Pacholka)

同プラザのギャラリーAでは、特別企画展「地球の夜展〜空と星と文化遺産〜」を同時開催している。

世界各国の星景写真家が参加するThe World at Night(TWAN)は、“One People, One Sky”(人類はひとつ、空もひとつ)というスローガンのもと、世界各地の名勝や文化遺産を前景にした星景写真を通じ、夜空によって世界がひとつになるという、平和のメッセージがこめられた国際プロジェクト。

同プロジェクトの写真展として日本初開催となる本展は、世界の絶景や文化遺産を、星・月・太陽・彗星・オーロラなどが眩しく彩る夜空が映し出された力強く美しい写真を展示する。

《コニカミノルタプラザ特別企画展
『星空を世界遺産に 〜ニュージーランド テカポ展〜』》

■ 期間:
2013年6月7日(金)〜6月24日(月)
10:30〜19:00(最終日は15:00まで)
期間中無休
■ 会場:
コニカミノルタプラザ ギャラリーB&C
JR新宿駅東口から徒歩1分
(東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F)
■ 同時開催:
「地球の夜展〜空と星と文化遺産〜」
コニカミノルタプラザ ギャラリーA
■ 入場料:
無料
■ ウェブサイト:
■ 主催:
コニカミノルタ株式会社