森 栄二干潟星雲

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 改造していないEOSキッスX2で撮影してみましたが、意外と写ります。セレストロンのEDF-80と自作レデューサーコレクターの組み合わせですが、青ハロ赤ハロもなく、しかも星像が隅まで点です。在庫処分品を格安で手に入れたのですが、セレストロンのEDF-80はすばらしいですね。しかも、10メガピクセルと12メガピクセルのカメラでは、12メガピクセルのほうが解像度の高い像を提供してくれます。安物の望遠鏡には高解像度は不要だと思っていたのですが、画素数の多いカメラを使うほうが明らかに像がシャープです。

#93
2009年4月19日 2時30分0秒 露出 120分
ISO400で撮影
アメリカ合衆国カリフォルニア州
望遠鏡:セレストロン Onyx 80 EDF + 自作0.8レデューサー
カメラ:キヤノン EOS Kiss X2 (無改造)
アトラス自動導入赤道儀、Meade DSI (ガイドカム)、セレストロン9X50ファインダー(ガイド鏡)
400mm
MaxImDL Ver5.04にて自動撮影後、ダーク除去等の画像処理。TIFFファイルに変換後、Adobe Creative Suite 4 のPhotoshop にて画像処理
セレストロンの9X50ファインダーをガイド鏡として使いました。このファインダーは焦点距離が短く明るいF値のレンズを使っていて、短焦点のガイドの際には最適です。DSIとの組み合わせでも、オリオン座の小3つ星が全て入る程の視野が確保できます。しかも、値段も安いです。