斉東 究哉金星

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以前から、画像に強調処理を強めにかけると、輪郭に二重の偽像が現れるのが気になっていた。動画や眼視でも、それを予見するようなブレが大気の揺らぎで見られた。これは副鏡の影の影響であると考え、口径68mmの偏心マスクを作り撮影した。分解能は下がるが、もとより口径200mmが活きるシーイングでもない。

#61742
2020年4月29日 14時16分0秒 露出 6分
直焦点撮影。動画モード(ISO=1600、ss=1/80)で撮影して、366枚を自動選択し、スタック処理
埼玉県入間市
望遠鏡:セレストロン C8-EX
カメラ:リコー PENTAX Q-S1
赤道儀:Kenko Sky Explorer EQ6PRO、 68mm自作偏心マスク、2倍バローレンズ
4000mm
「PENTAX Q-S1」の動画ファイルを、「AVS Video Converter」でaviファイルに変換、さらに「Veedub64.exe」始めと終わりを調整し、そのファイルを「RegiStax 5.1」で処理しました。