新ひだかの星細い月 月齢1.6

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最近雨ばかり降っていたのですが、一時的にポッカリ雲があきました。雨降りのおかげか透明度は良好なので出撃しました。 今回、どれほど細い月を撮れるかの自己記録を更新しました。周囲はまだ明るい中の超低空(高度約3.2度)の細い月で、シーイングは最悪でした。天文年鑑によると、同日の20h22mには月が最近となり視直径(33'04")ですから、いつもより少し大きな月を撮ったことになります。

#2718
2010年7月13日 19時36分28秒 露出 1/8秒
コリメート法 = ミザール15cm反赤 + ミザールOr18 + デジカメ ISO248 セルフタイマー使用
北海道日高郡新ひだか町静内公民館付近
望遠鏡:その他 ミザール LTH-150SS
カメラ:ニコン COOLPIX L20
自作デジカメアダプタ
750mm
PhotoStudio5.5 ①回転 ②縮小 1/8 ③トーンカーブ補正(ハイライト +20%、中間トーン -10%、影 -20%) ④アンシャープマスク(正方形サイズ 2、効果 90%、閾値 0) ⑤文字入れ
地平高度:約3.2度、月齢1.6 コンパクトデジカメのシーンモード(風景)とズーム倍率(1.89倍)、望遠鏡の41.7倍と合わせて合成倍率は78.8倍で、やや大きすぎました。15cm反射主鏡はデジカメのレンズに絞られて有効口径12cmになっている計算です。