PbOAround Antares Ver.090429a

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αSco(アンタレス)付近は銀塩で撮影していた頃から、ライフワークとも言える対象です。カラフルな星雲達と複雑に入り組んだ暗黒星雲と遥か彼方の球状星団と、実に盛り沢山の空域です。この画像で特徴的なのが、IC4603から4606の番号が付いた反射星雲が、実は一連のガスである事がわかる事と、アンタレスとM4の間に縦に「細長く」島の様にガスがある事です。(片山 徹)

#209
2009年4月30日 2時12分0秒 露出 25分
150sec×10コマ
静岡県 天城高原
望遠鏡:ペンタックス FA* 200mm F2.8
カメラ:その他 SEO-COOLED X2(LT)
絞りF4、望遠レンズはPK-EOSで接続、タカハシP2-Zで自動ガイド
200mm
ステライメージ Ver.6で、共通ダークを引いてコンポジットして処理、少しだけトリミング
4/29天城高原で友人の小林氏(PbO)と片山(PbO)で共同撮影からの3rdリリースです。透明度が悪かったので画像の抜けが悪いですが、ISO1600×6コマ+ISO800×4コマの合成で「目一杯」階調を広げています。