1999年

新しい年のはじまりにふさわしく、夜空では冬の星座たちが華やかな舞姿を競っています。4日のりゅう座流星群極大、5日のレグルス食が今月のお勧めです。防寒具を用意して冬の星空を堪能しましょう。下旬には夕方の西空で月が金星、木星、土星にあいついで接近します。

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南東の空の中天には、3つの1等星(おおいぬ座のシリウスとこいぬ座のプロキオン、それにオリオン座のベテルギウス)が作る「冬の大三角」があって目を引く。天頂付近に目を移すと、6〜7個の星が集まってぼんやりと輝くプレアデス星団が見つかる。「すばる」の名でおなじみの散開星団だ。

北の空には、北極星を探すための目印となるW字形のカシオペヤ座と、ひしゃくの形をした北斗七星がともに見えている。

 

1月4日早朝のりゅう座流星群(しぶんぎ座流星群)が今月のお勧めだ。とくに今年は好条件なので、4日0時ころから明け方にかけて、ぜひとも観測したいところだ。


日付月齢天文現象
1/1(金) 元日(初日の出)
1/2(土) 満月
1/4(月) りゅう座ι流星群が極大
1/5(火) レグルス食
1/9(土) 下弦
1/18(月) 新月
1/19(火) 夕方、西南西の空で月と金星が接近
1/22(金) 夕方、南西の空で月と木星が接近
1/24(日) 夕方、南南西の空で月と土星が接近
1/25(月) 上弦
1/27(水) おうし座のアルデバランの食
1/31(日) 半影月食

   

水星…×明け方東空
金星…◎夕方の西空
火星…△明け方南中 11日に西矩
木星…○夕方の西空
土星…◎夕方に南中 15日に東矩
天王星…×夕方の西空
海王星…×見えない 22日に合
冥王星…×夕方の西空


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